FUJITSU Software DTS

DTSは、一般利用者によるファイル転送依頼を行うための機能と、システムプログラムが扱う特殊なデータを転送するための機能を提供する基盤ソフトウェアです。

DTSの主な機能

  • ファイル転送機能
    DTSが標準的にサポートしているファイル(順編成ファイル及び区分編成ファイル)に格納されたデータを転送する機能です。
  • 大量データ転送機能
    以下のシステムプログラムが扱う特殊なファイルを転送する機能です。
    • DSMメールサービス
    • DSMデータ連携サービス
    • DRMS
    • CJMS
    • COMS-I
    • CORDEX
    • DB-EXPRESS
    • APS/NP
    • M-LINK/DA

効果

DTSを利用したデータ転送業務の構築により、次の効果があります。

  • DTSとシステムプログラムとの連携により、各種サーバとのデータ流通を容易に行うことができます。
  • DTS/ASと連携することで、ファイル転送以外に業務支援機能(メッセージ転送機能、ジョブ起動機能)を利用することができます。
  • DTSでは通信相手先に応じて、任意の通信プロトコル(FTP、BFTP、FTP+、BFTP+、FTAM、BFTAM、CFTAM、RTS、DTS、DTSM、HICS)を選択することができます。注1
  • 注1
    国際標準の通信プロトコルであるOSIのFTAM、RTSプロトコルや、米国国防総省の規定しているTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のFTP(File Transfer Protocol)を選択することで、富士通計算機システムだけでなく、他社計算機システムとのデータ流通が可能となります。

適用OS・ご提供時期

GS21、PRIMEQUEST

当製品は、GSS21sx(GS21の場合)、GSS21sx for PRIMEQUEST(PRIMEQUESTの場合)に含まれます。

製品名 サポート機種 サポートOS 提供時期
DTS GS21シリーズ OSIV/MSP 提供中
GS21シリーズ
PRIMEQUEST OSIV/XSP動作機構
OSIV/XSP

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