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FUJITSU Software AVM/EXS

仮想計算機システム -Advanced Virtual Machine / EXtended Simple version

概要

AVM/EXSはVM機構を用いて実計算機に存在するハードウェア資源(CPU、メモリ、入出力装置、システム記憶)を仮想計算機(VM:Virtual Machine)に割り当てたり、 仮想計算機が円滑に動作できるように制御するプログラムです。

機能説明

クラスタ資源の柔軟な論理分割

AVM/EXSは、クラスタ資源を論理分割して、各VMに割り当てることにより、仮想計算機システムを実現します。 VMに専用で割り当てたクラスタ資源は他のVMから利用できないため、他VMからの干渉なくクラスタ資源を利用できます。 VMに割り当てたクラスタ資源はAVMコマンドにより動的に変更することができます。

  • CPU

    CPUは、各VMに時分割に割り当てます。CPUの割り当て量は、VM上でOSが稼働中に変更することができます。 この機能を使用してVMへのCPU割り当てをコントロールすることにより、柔軟に、そして効率良く、CPUを利用できます。

  • 主記憶

    主記憶は、連続した領域に1MB単位で論理分割してVMに割り当てます。割り当てた領域は動的に拡張することができます。

  • 入出力装置

    入出力装置は、チャネル単位、デバイス単位にVMに割り当てることができます。 VM間でチャネルやデバイスを共用することも、割り当てを動的に変更することもできます。 また、1台のディスプレイ装置をOSコンソールとAVM/EXSのコンソールで画面を切換えながら共用することもできます。

  • COF装置

    GS21シリーズに内蔵されるRAID装置、磁気テープ装置を仮想計算機に割り当てて使用することができます。 RAID装置については大容量(60ギガバイト超)、マルチパスで仮想計算機に割り当てることができます。

  • システム記憶装置(SSU)

    システム記憶装置は連続した領域を1MB単位で論理分割してVMに割り当てることができます。

    クラスタ資源のCPU、主記憶、および入出力装置を論理分割して、割り当てることにより、VMを実現します。

柔軟な運用性

AVM/EXSは、柔軟で効率の良いVM運用を容易に行なうための各種機能を提供します。

  • 自動運転

    AVMコマンドの自動投入により、VMを自動起動したり自動終了するなどシステムの自動運転を容易に行なうことができます。

  • 性能監視

    オプション製品ASP/AVMと連携して、AVM/EXSのシステム資源利用状況や各VMの資源利用状況をPDAレポートに出力することができ、 効率良くシステムのキャパシティプランニングを行ったり、ボトルネックを調べたりすることが容易になります。

  • 連続運用

    AVM/EXSの稼働中に、入出力装置やシステム記憶装置などのハードウェアを保守することができます。 また、AVM/EXSの稼動中にVMのクラスタ資源を動的に配分しなおしたり、VMの定義情報を変更したりできるため、 AVM/EXSを停止することなく24時間運転を行うことができます。

  • 運用保守支援

    オプション製品ASP/AVMと連携して、次のような機能を利用することにより、AVM /EXSの運用や保守を容易に行なうことができます。



     - VMの定義情報の事前チェック、バッチ処理、印刷
    - VMコンソールログの退避、印刷
    - プログラム修正履歴の印刷
    - オンラインダンプ採取
    - AVM/EXSコンソールの初期画面カスタマイズ
    - ハードウェア異常の遠隔保守システムへの自動通報
    - ハードウェア異常ログの一括収集、編集
    - 性能情報の採取、編集
  • セキュリティ

    クラスタ資源は論理分割するため、VMのセキュリティが高いことに加えて、VMの使用資格はパスワードで保護することができ、 VMごとに使用できるAVM/EXSのコマンドを制約することもできるため、セキュリティの高いシステムを運用することができます。

オプション製品

AVM/EXSのオプション製品を組み合わせることにより、より柔軟で、自由度の高いシステムを構築することができます。

- OSIV/XSP ASP/AVM (ASsist Package / AVM) V10
OS上で動作し、AVM/EXSとOSを連携させることにより、VMの定義情報のバッチ処理などAVM/EXSの運用・保守を支援する機能を提供します。

利用効果

  • マルチサーバを1台のメインフレームに統合し、TCOを削減できます。
  • 本番業務と開発を並行運用することができます。
  • ホットスタンバイ運用による高信頼なシステムを構築できます。
  • オンライン用仮想計算機とバッチ/バックアップ用仮想計算機を並行動作させることにより、オンライン業務の運用時間を延長することができます。
  • COF-RAID装置を大容量、マルチパス構成で利用することにより、コストパフォーマンスの高い高信頼システムを構築できます。

マルチサーバを1台のメインフレームに統一

複数の業務を1つのクラスタに統合することによりTCOを削減できると共に、負荷変動や業務変更に柔軟に対応することができます。 サーバの一括管理・運用ができます。VM間で資源を動的に配分することにより、負荷変動や業務変更に柔軟に対応することができます。





本番業務と開発の並行運用

負荷変動に応じて動的にCPU資源割り当てを変更することにより、より効率的に開発作業を行うことができます。 本番業務と開発を並行稼働できます。負荷変動に応じて動的に資源割り当てを変更することにより、より効率的に開発作業を行うことができます。






ホットスタンバイ運用による高信頼化

ADCFと連携することにより、高信頼のシステム構築ができます。また、開発系と並行運用すれば計算機資源を有効に活用することができます。

[ホットスタンバイ形態の例1:クラスタ間単一ホットスタンバイ形態] [ホットスタンバイ形態の例2:クラスタ間ツインホットスタンバイ形態]
ホットスタンバイシステムの待機系で開発系を並行稼動できます。 2台のクラスタで、2つのホットスタンバイシステムを構成できます。

オンライン業務の連続運転

オンライン業務とバッチ/保守を並行稼働することにより、オンライン業務系の運用時間を延長することができます。 オンライン業務とバッチ/保守を並行稼働することにより、オンライン業務系の運用時間を延長することができます。





COF-RAID装置を大容量、マルチパス構成で利用

最大240GBの大容量や、マルチパス構成の内蔵磁気ディスク装置を利用できます。 最大240GBの大容量や、マルチパス構成の内蔵磁気ディスク装置を利用できます。






適用OS・ご提供時期

GS21、PRIMEQUEST
当製品は、GSS21sx(GS21の場合)、GSS21sx for PRIMEQUEST(PRIMEQUESTの場合)に含まれます。

製品名 サポート機種 サポートOS 提供時期
AVM/EXS V10 GS21シリーズ
PRIMEQUEST OSIV/XSP動作機構
OSIV/XSP 提供中

関連製品

製品名 提供時期
ASP/AVM V10 提供中