ローカル5Gを活用して
プラントのスマート保安を目指す実証事例

広島ガスの主たる都市ガス製造工場であり、37,031㎡という広大な敷地を有する廿日市工場では、非常に高い設備保安レベルを保っている。これは、24時間の監視体制や巡回点検、ガス漏えい検査など、作業員のたゆまぬ努力によって成り立っている。今回広島ガスでは、人間の五感の限界を突破する保安レベルの実現を目指し、先端技術の活用に着目。4Kカメラ搭載の自律走行ロボットやエッジAIに、富士通株式会社のローカル5Gを組み合せて設備異常を検知する実証を行い、新たなソリューション創出への道筋を切り拓いた。
重要な社会インフラの保安レベルを先端技術で高めたい
1世紀以上にわたり広島県内にガスを供給し、本年より電力小売も開始した広島ガス。地域社会に必要不可欠なエネルギーを提供する重要な役目を果たしてきた。その根幹となるガスの製造、供給から消費に至る全ての段階で、安心・安全対策に万全を期す必要がある。廿日市工場では、1日3回、2名の点検員による巡回点検や、全てのガスラインの漏えい検査を定期的に実施している。異常に対し迅速に対応することで、操業停止や大きなトラブルを未然に防いでいるのだ。
広島ガスでは、さらなる安全を追求するべく、IoTやAI、5Gなどの先端技術を使った「スマート保安」のソリューションを構想。従来の人の五感に加え、テクノロジーによって設備の異常を早期に発見し、事故防止や作業員の負担軽減につなげたいと考えた。そこで、廿日市工場内LNG(液化天然ガス)プラントでのローカル5Gを用いた保安業務高度化の実証を2021年12月から2022年の3月にかけて実施。カメラ付き自律走行ロボットとエッジAIによる、設備劣化・ガスの漏えい異常検知の有効性を確認した。
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収録内容
- 重要な社会インフラの保安レベルを先端技術で高めたい
- SGDsの一環としてプラント保安レベルの向上に取り組む
- プラントでの効率的な5Gネットワーク設計の知見を得る
- プラント保安全般に適用できるソリューション創出へ
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