ローカル5Gの導入を見据えた「新たな価値創造」を目指して、プライベートLTEネットワークを活用
スマートファクトリー化を加速し、DXを強力に推進

AGC株式会社(以下、AGC)は、同社のデジタル化推進施策である「スマートAGC」の一環として、千葉工場にて自営等BWAの無線局免許を活用した自社の無線ネットワーク(プライベートLTEネットワーク)を構築。導入にあたっては、富士通がプライベートLTEシステム「FUJITSU Network PW200」の提供をはじめ、免許取得から設計、構築、運用まで全面的に支援した。これにより化学品プラントのスマートファクトリー化を加速し、オペレーター業務の効率化などのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していく。
スマートAGCによる新たな価値創造のためプライベートLTEネットワークを導入
AGCは、日本・アジア、欧州、米州の3極体制をベースに30を超える国と地域でグローバルに、ガラスや電子、化学品、セラミックスなどの事業を展開している。化学品事業の取り扱い製品を生産する工場は国内に2拠点あり、千葉工場はその一つだ。千葉工場は千葉県市原市の臨海地帯に立地し、約66万平米という広大な敷地の中で多くの設備、施設が稼働している。
現在AGCでは、「スマートAGC」をコンセプトにDXを強力に推進している。あらゆるビジネスプロセスをデジタル技術で変革して、ビジネスパフォーマンスを向上させる取り組みだ。今回千葉工場にプライベートLTEネットワークを導入したのも、スマートAGC推進の一つである。
化学品カンパニーのスマートAGC、DX推進を統括する化学品カンパニー戦略本部 スマート化推進室長の本庄 哲氏は、「製造現場へのIoT、DXの展開は急務です。センシングなどを利用してデータを収集し、活用するために、自営等BWAの無線局免許を取得し、プライベートLTEネットワークを構築しました。将来的に次世代無線技術を活用するためのノウハウや知見の蓄積という面も含めて、さらなる活用をしていきたいと考えています」と語る。
千葉工場では多種多様な製造設備が稼働し、そこから得られるデータは多岐にわたる。従来はケーブルセンシング(有線)とオペレーターによる巡回監視でそれらデータを収集し、管理してきた。しかしさらに新しい価値を創造していくためには、これまで収集してこなかったデータまで含めて収集することが必要となる。
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収録内容
- スマートAGCによる新たな価値創造のためプライベートLTEネットワークを導入
- 「プライベートLTEシステム FUJITSU Network PW200」で広大な工場敷地をカバー
- 「スマートAGC」推進により新たな価値創造を目指していく
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