多拠点運用に最適なC/U分離構成で
インテックのローカル5G環境構築を支援

ICT技術の研究・開発、コンサルティングなどを行うインテックでは、複数の無線技術とAI等の先端技術の組み合わせによって、多くの産業分野に貢献する「ワイヤレスDX」ソリューションを展開している。2022年2月にはローカル5G免許を取得し、多拠点での効率的なソリューション実証の環境として、富山県と神奈川県の拠点を連携させるローカル5G環境を構築した。富士通では、この環境構築のためにコアネットワークと基地局を分離する「C/U分離構成」が可能なローカル5Gシステムを提供し、より低コストでシンプルな多拠点展開の基盤を整えるための支援を行った。

背景

ローカル5G活用を新たなレベルに引き上げる取り組みへ

現在のローカル5Gで目立つ用途は、超高速・超低遅延の特性を活かした4K/8K映像による遠隔コミュニケーションと管理、同じく高帯域の映像を扱うAR・VR・MR分野での利用、それらのデータのエッジ端末での分析などだ。近年の目覚ましいAI技術の発展により、エッジコンピューティングで高精細な画像解析が可能になっているのもローカル5G市場拡大を後押ししている。
これまでは単一の拠点での実証が多かったローカル5Gだが、本格的な導入に向けて多拠点で展開する需要も出てきている。その際に課題となるのが設備投資だ。これまでのローカル5G構成では、端末との接続を管理するControl-Plane(以下、C-Plane)信号制御部とユーザデータを扱うUser-Plane(以下、U-Plane)信号制御部は1つの5Gコアに集約されていた。これらを分散配置し、C-Planeだけを1か所に集約し、拠点毎にU-Planeを配置し各拠点内でユーザデータを扱うことが可能な「C/U分離構成」の活用に今注目が集まっている。
今回富士通では、インテックからの要望に応え、この新たなローカル5G実証環境構築を支援した。

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