コンクリート構造物の劣化診断とLCC評価システム
FUJITSU 建設業ソリューション
DIALLC(ディアルエルシー)
<FCENAシリーズ>

特長
- 劣化予測計算機能
- Fickの拡散方程式による塩化物イオンの浸透予測計算を行うことができます。
- √t則による中性化進行予測計算を行うことができます。
- 表面被覆による補修後の浸透予測も可能です。
- 経年ごとの鉄筋の耐力評価機能
- かぶりのばらつきを確率密度関数で表します。
- 腐食発生限界かぶりと腐食非発生限界かぶりの正規分布より腐食のばらつきを腐食確率で表します。
- 構造物に配置されている全ての鉄筋の腐食発生率を計算します。
- 経年ごとの鉄筋の腐食による耐力(曲げ耐力、せん断耐力)を算定します。
- LCC評価機能
- 腐食発生率より各種補修工法によるLCC評価が可能です。
- LCCが最適な組合せ計算を行います。
- 5年ごとに任意の工法によるLCCの算出が可能です。
機能
塩害劣化予測機能 | Fickの拡散方程式による塩化物イオンの浸透予測、差分法による表面被覆の浸透予測、調査結果からの拡散係数の予測 |
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中性化劣化予測機能 | √t則による中性化進行予測、コンクリート標準示方書による中性化速度係数の算出、岸谷式による中性化速度係数の算出 |
腐食発生率の計算機能 | 経年ごとの鉄筋の腐食の割合を確率論的に算出、腐食発生率を基に補修面積を算出 |
耐力評価機能 | 腐食による経年ごとの鉄筋断面積の減少量および降伏強度の残存率を算出し、曲げ耐力およびせん断耐力を算定、塩害および中性化により耐力が不足する年を算出、矩形断面およびT形断面に対応 |
LCC評価計算機能 | 経年ごとの補修単価の計算、5種類の工法・2種類の予防および解体・更新によるLCCの算出、上塗りや配管設備の取替えを考慮 |
その他 | CSVファイル出力 |
動作環境
ハードウェア | Windows 8.1、Windows 10が稼動するパソコン |
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出力装置 | Windowsドライバが提供されているプリンタ/プロッタ |
適応OS | Windows 8.1、Windows 10 |
メモリ | 4GB以上 |
- (注)日本語版OSのみ対応
お客様サポート
有償サポートについて
- レベルアップ製品のご提供
- レベルアップ製品のご提供(操作性改善、一部機能アップ等のご提供)
- Q&Aサポート
- Q&Aへのレスポンスレベルについては、受付から1時間以内を目処に第一報をご連絡させていただきます。
- サポート時間について
- 9時30分~17時(平日)(土日・祝日・年末年始等の弊社休業日は時間外とさせていただきます。)
価格
システム名 | 標準販売価格(税別) |
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DIALLC
サポート費(初年度) サポート費(次年度以降) | 250,000円 37,500円/年 25,000円/年 |
カタログ
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