道路カルバートの耐震設計システム FUJITSU 建設業ソリューション CULQUAKE(カルクエイク)
道路カルバートの耐震設計システム「CULQUAKE」とは
一般社団法人道路プレキャストコンクリート製品技術協会(RPCA)様と共同開発した、高規格・大断面の道路カルバートについて高度な耐震設計を行うことができる計算システムです。
特長
- 「道路プレキャストコンクリート工耐震設計要領-カルバート編-」(RPCA・2021年4月)に準拠しています。
- シンプルな入力により地盤・構造物のモデルを自動生成し、耐震解析、耐震性能照査、計算書出力までを連続して行うことができます。
- 地盤応答解析および構造物の解析を、レベル1地震動~レベル2地震動まで連続で行います。 構造物の解析は応答震度法、応答変位法の解析に対応しています。
- 入力から計算結果まで詳細な計算書が作成でき、RPCA製品審査の申請書類として利用することができます。
- 一連ボックスカルバート、二連ボックスカルバート(左右非対称可)、アーチカルバートの形状について計算を行うことができます。
画面例
機能
道路カルバートの耐震設計システム「CULQUAKE(カルクエイク)」は3つのシステムで構成されています。
対象となる構造物の大きさや配筋を入力し、解析モデルを自動生成します。
主な入力項目 使用材料、所在地、地盤条件、構造物外形寸法、製品長、主筋、横拘束筋 荷重の自動計算 函内重量を除いた以下の荷重は自動計算されます。
自重、鉛直土圧、水平土圧、揚圧力、地盤変位・地盤バネ(応答変位法)、地震時慣性力、周面せん断力対応形状 一連ボックスカルバート、二連ボックスカルバート、アーチカルバート その他 隅角部の補強鉄筋およびせん断補強鉄筋の検討にも対応しています。
せん断補強鉄筋は解析結果に影響を与えずに検討が可能です。
地盤応答解析および構造物解析をレベル1地震動からレベル2地震動まで一連で計算実行します。
地盤応答解析 地盤は、重複反射理論による地震応答解析を実行します。 構造物の解析 応答変位法と応答震度法の解析に対応しています。
周辺地盤からの荷重は地盤の応答解析の結果を自動連動して載荷します。
「道路プレキャストコンクリート工耐震設計要領-カルバート編-」に準拠した報告書を作成できます。
計算書の内容 耐震設計手順、設計条件、耐震性能の照査方法、断面力の算定、断面耐力の算出、耐震性能照査 等 その他 計算書はWord変換することもできます。
動作環境
ハードウェア | Windows 10、Windows 11が稼動するパソコン |
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出力装置 | Windowsドライバが提供されているプリンタ/プロッタ |
適応OS | Windows 10、Windows 11 |
メモリ | 4GB以上 |
カタログ
道路カルバートの耐震設計システム「CULQUAKE」 (1.7MB/A4, 6 pages)
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