三木プーリ株式会社 様

会計システムの刷新とBIツール導入で
海外グループ会社含む全社の会計情報を
一元管理し、経営状況を可視化

伝動制御機器の開発、製造、販売を手がける三木プーリ株式会社様(以下、同社)は、海外グループ会社を含めた全社の会計データの一元管理を目的に「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA iZ 経営」と「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA iZ 会計」を導入。グループ全体の経営状況を可視化しました。同社の取り組みを紹介します。

課題
効果
課題海外グループ会社の会計データを本社の会計システムで管理できず、グループ全体の経営状況把握に時間と手間がかかっていた
効果海外グループ会社の会計データを集約する仕組みと「GLOVIA iZ 会計」を連携、「GLOVIA iZ 経営」の経営ダッシュボードでグループ全体の経営状況を分析・可視化
課題従来の会計システムでは製品ごとの売上や部門別のコストなど詳細なデータを取り出すのに時間と手間がかかっていた
効果「GLOVIA iZ 会計」のDataViewerで社員が自ら製品ごとの売上や部門別のコストを簡単に確認できるようになり、売上・コストへの意識が向上
課題経営会議資料など作成の際、会計システムからデータを抽出して手作業で転記していため、業務が煩雑で、転記ミスが懸念された
効果「GLOVIA iZ 会計」のGLOVIA関数で財務三表などの作成を自動化、7日要していた経営会議資料の作成日数を1日に短縮

導入の背景

海外グループ会社を含めたグループ全体の
会計データの一元管理と経営状況の可視化が課題

同社は1954年に世界初の「ベルト式無段変速機」を開発した、伝動制御機器のリーディングカンパニーです。同社の製品は、モーターなどの動力を機器に伝えるカップリング、電磁ブレーキなど数千種類にもおよび、建機、工作機械、ロボット、医療機器などさまざまな装置に使われています。

同社では、海外12の事業会社を含めたグループ全体の会計データの一元管理と経営状況の可視化が課題でした。同社の財務管理部 執行役員の笹 健一氏は、「海外グループ会社は個別に会計システムを導入し、本社のシステムと連携していませんでした。海外グループ会社から送付される会計報告書の勘定科目を手作業で本社のものに置き換えていましたが、各社の活動状況などを把握することはできず、都度現地の担当者に確認する必要がありました」と振り返ります。さらに、従来の会計システムは、仕訳に販売情報を保有していませんでした。「従来の会計システムでは、製品群の販売合計額など、まとまった数字でしか把握できず、各製品の売上など詳細情報の確認は専門担当者に依頼していました。社員自らが各製品のデータを業務に活用できるようにする必要がありました」(笹氏)。

また、同社の財務管理部 財務課 課長の西牧 久美子氏は「経営会議資料などを作成するのもひと苦労でした」と説明します。「従来の会計システムでは、データ抽出のためにコマンドを入力しなければならず、そのデータから手作業で財務三表などを作成しており、それだけで7日も掛かってしまっていたため、管理会計資料にまで手が回りませんでした。手作業によるミスの削減、業務の効率化・迅速化、管理会計資料の作成が課題でした」(西牧氏)。こうした状況を改善するため、同社はシステムの刷新を検討しました。

三木プーリ株式会社
財務管理部
執行役員
笹 健一 氏
三木プーリ株式会社
財務管理部
財務課 課長
西牧 久美子 氏

導入の経緯

経営分析に役立つダッシュボードなど
使いやすさとデータ活用のしやすさが決め手

会計システムの刷新にあたって、笹氏は「単にシステムの入れ替えではなく、グループ全体の会計データの一元管理と経営状況の可視化を視野にシステムを選定しました」と説明します。複数社のシステムを検討し、富士通Japanの「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA iZ 経営」と「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA iZ 会計」を選定。笹氏は、「大規模なERPでないとできないような、グループ全体のデータの一元管理、経営状況の分析・可視化を『GLOVIA iZ 経営』と『GLOVIA iZ 会計』の組み合わせで実現できるところに魅力を感じました」と選定ポイントを示します。

一方、西牧氏は「GLOVIA iZ 会計」を選定したポイントについて、「DataViewerや汎用検索、GLOVIA関数などの機能で、社員が自ら会計システムから必要なデータを入手し、活用できる幅が広がると期待できました」と説明します。

さらに、「GLOVIA iZ 経営」については、「経営ダッシュボード」が決め手になったようです。「他社のBIツールは、経営状況を視覚的に表示するダッシュボードを作るのにプログラミングの知識が必要でした。『GLOVIA iZ 経営』は、必要な情報をドラッグ&ドロップするだけでグラフ化して表示できます。簡単に使えるので、社員が自分の仕事に有効に活用できると思いました」(西牧氏)。

     

富士通Japanの営業担当者やシステムエンジニアの対応力、提案力も評価しています。「GLOVIAシリーズで『できること』『できないこと』を明確に説明してもらえました。『できないこと』へのソリューションも提案してもらえたので、導入後の利用シーンを具体的にイメージできました」(西牧氏)。

導入の効果

海外グループ会社を含めた全社の経営状況を可視化
経営会議資料などの作成時間も大幅に短縮

同社では「GLOVIA iZ 経営」と「GLOVIA iZ 会計」の導入で、さまざまな効果を実感しています。まずは、海外グループ会社の会計データを集約するシステムと「GLOVIA iZ 会計」を連携させたことで、「グループ全体の会計データを一元管理でき、さらに、『GLOVIA iZ 経営』の経営ダッシュボードで、本社にいながら海外グループ会社の経営状況を分析、可視化できるようになりました。本社にいながら事前に経営状況を確認できるので、現地での監査にかかる業務の負荷が大幅に軽減されました」(笹氏)。

また、笹氏は「社員の意識も変わった」といいます。「GLOVIA iZ 会計」のDataViewerで「社員が必要なときに必要なデータを自ら入手するようになりました。自分が手がけた製品が会社の業績にどう貢献しているかを把握でき、社員の仕事に対する意識も変わりました」(笹氏)。また、「当社のCOO(常務執行役員)からも『情報量が増えて、自分で欲しいデータを取りに行けるようになった』と言われました」(笹氏)と、経営層からの評価も高いようです。

経理課の業務も効率化できました。以前の会計システムでは、社員が伝票をExcelで作成・印刷して、それを改めて経理課で会計システムに入力していました。「『GLOVIA iZ 会計』はユーザーインターフェースに優れており直観的な操作が可能なため、社員に直接伝票を入力してもらうことが可能になりました。」(西牧氏)。

定量的な効果も明確です。これまでは、経営会議資料などを作成するのに、グループ各社や部署ごとのデータを集め手作業で統合していたために7日間ほど要していました。西牧氏は、「GLOVIA 関数で経営会議資料などの作成が自動化され、情報量は豊富になった一方で、資料作成時間は1日に短縮されました。」と効果を強調します。

今後の展望

非財務情報も取り込んで会社の全ての状況が見えるシステムに

同社では今後、GLOVIA iZシリーズをさらに活用し、「FP&A(ファイナンシャルプランニング&アナリシス)として経営をサポートする、より付加価値の高い業務に注力していきたい」(西牧氏)考えです。

具体的には、海外展開のさらなる強化に向け、「『GLOVIA iZ 経営』の経営ダッシュボードで分析した海外グループ会社の経営状況を今後のグローバル戦略に活用できるようサポートできればと考えています」(西牧氏)。また、笹氏は、「現在は、『GLOVIA iZ 会計』に財務情報しか取り込んでいませんが、今後は非財務情報の取り込みも検討しています」と、活用の方向性を示します。「グループ会社を含めて、株主構成、役員構成、資本金、従業員数などあらゆる情報を取り込み、グループ全体を一元管理するデータベースとなるようなシステムに育てていくにはどうしたら良いか。他のGLOVIAシリーズとの連携を含めて、富士通Japanからの今後の提案に期待します」(笹氏)。同社がさらに成長していくための基盤は整ったようです。

担当営業の声

長年利用されていた会計システムの課題への解決に貢献ができ大変嬉しく存じます。今回の導入を機に今後もお客様の経営における真のパートナーとなれるよう更なるご支援させていただきます。

富士通Japan株式会社
南関東支社 神奈川産業ビジネス部
片山 史希

三木プーリ株式会社

所在地 神奈川県川崎市中原区今井南町10-41
代表者 代表取締役社長 三木 康治
設立 昭和14 (1939) 年 10月
資本金 96百万円
従業員数 820名(連結)
事業内容 伝動制御機器の製造・開発・販売
ホームページ https://www.mikipulley.co.jp/JP/新しいウィンドウで表示

[2021年2月掲載]

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