Global Fujitsu Distinguished Engineer

Keith Dear

メッセージ

こんにちは! 私は、Fujitsu Centre for Cognitive and Advanced Technologiesのマネージングディレクターです。組織と個人の意思決定の変革をミッションとして、活動しています。

研究から採用に至るまでには広範な範囲となるため、技術が普及する時間の短縮を目指しています。

富士通社内では、英国のNational Digital Twinプログラムに先駆的に関わり、メタバースのエンタープライズアーキテクチャとなると見込まれているものについて、構築を支援しています。私たちのチームでは、英国や米国をはじめ全世界の大学と連携し、次世代AIおよび集合知技術の研究を進め、商業化に取り組んでいます。また、ユーザー、問題、データを集結し、新しいAI/ML、量子インスパイア(デジタルアニーラ)、スーパーコンピュータ活用のソリューションを共同で作成し、迅速に普及させるための共創環境を構築しています。

私はAI/ML、戦略、ビジネス、そして社会や国家、国家安全保障に対する新興技術の影響について、幅広く執筆や講演を行っています。たとえば、2023年には英国貴族院でAI/MLの国家安全保障への影響に関するエビデンスを提示しました。それ以前にも、世界をリードするRUSI Journalの人工知能特集号を共同編集しました。また、意思決定におけるAIの役割について、日本、イスラエル、米国、英国、その他欧州各国で講演しました。

活動実績

英国を代表する国家安全保障シンクタンクである英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)のフェロー、オックスフォード大学のChanging Character of Warプログラムのフェロー、ケンブリッジ大学ジャッジビジネススクールのディレクターズフェロー、そして英国空軍の参謀総長フェローです。過去には、科学、技術、宇宙、近代化防衛に関する首相の専門アドバイザーを務めていました。オックスフォード大学で実験心理学の博士号、ケンブリッジ大学でエグゼクティブMBA、キングスカレッジロンドンで修士号(優等)、そしてランカスター大学で学士号(優等)を取得しています。2022年にはケンブリッジ大学から、マクロ経済学、マーケティング、イノベーション、戦略マネジメント、コーポレートガバナンス、倫理に関する論文で賞を受賞しました。

価値創造

2021年1月に富士通に入社して以来、私はオピニオンリーダーとしてリーダーシップを発揮し、Fujitsu Technology & Service Visionを英国に合わせた戦略に転換することに取り組んでいます。困難で探究的な質問を進んで投げかけ、答えを求めて世界中とつながり、数々の提案を提供しています。また、英国におけるコーポレートベンチャーキャピタリズムの取り組みの発展に貢献し、さまざまなベンチャーファンドとの共同投資の機会を創出してきました。さらに、最先端の研究プロジェクトを立ち上げ、私たち独自のデジタルトランスフォーメーションの定義と推進においてリーダーシップを発揮しています。また、この分野での富士通が提供する開発において、コンサルティングベースと、市場に合わせて製品をより適切に調整するための商業化研究ベースの両方において、リーダーシップを発揮して力強く推進しています。

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