デジタル協働基盤で臨床試験のコミュニケーションDXを実現する

Collaboration for Patients

コロナ禍以降の急速なリモート化やGCP Renovation(注1)に伴うガイドラインの改定等、臨床試験を取り巻く環境は変化していますが、コミュニケーションの手段(メールや電話)は従来通りとなっています。新たなコミュニケーション・情報活用手段の提供により、本当に必要な業務に集中できるデジタル協働基盤で、コミュニケーションをDX・全ての関係者のパフォーマンスを向上します。

  • (注1)
    GCP Renovationとは、GCPガイドラインの刷新に向けた取り組みのことを指します。これにより、医薬品規制に関するガイドラインを作成する組織であるICH(医薬品規制調和会議)により、ICH E8(臨床試験の一般指針)やICH E6(医薬品の臨床試験の実施基準)といったガイドラインの改定が進められています。

臨床試験のデジタルトランスフォーメーション

  • 関係者の働き方を改革
    CRAの訪問頻度の低下等で医療機関との対面の機会は減る一方、臨床試験は複雑化しており、より密な連携が求められます。新たなコミュニケーション手段と情報共有・活用手段により、役割や経験・スキルが異なる全ての関係者の働き方を改革します。
  • 臨床試験の現場を可視化
    CROに業務を委託している場合に限らず、臨床試験の責任者やリーダーと現場の距離は遠くなりがちで、進捗や詳細な状況を確認するためには多くの労力を要します。臨床試験の現場を可視化して、スムーズな実態把握と迅速な意思決定を可能にします。
  • 出口管理からプロセス管理へ
    GCP Renovationで重要視されているプロセス管理(注2)には、前向きに質を作り込むためのコミュニケーションとその仕組みが不可欠です。依頼元が考えるリスクの高いポイントを伝え、CRCが運用に合わせて改善、実行を記録・可視化することで、出口管理からプロセス管理への変革を実現します。
  • (注2)
    プロセス管理とは、問題が起きにくいプロセスを作り、そのプロセスを実行・評価・改善していくという品質活動を指します。

コミュニケーション・情報活用手段を変革

Collaboration for Patientsが実現する
コミュニケーションDXによるパフォーマンス向上

臨床試験の円滑な推進のために、情報共有やフォローといったコミュニケーションは不可欠です。しかし、これまで以上にお互いの情報を活用できれば本当に必要なコミュニケーションや業務に集中できるのではないでしょうか。
Collaboration for Patientsは、新たなコミュニケーション・情報活用手段を提供するデジタル協働基盤で、コミュニケーションをDX・臨床試験における全ての関係者のパフォーマンスを向上します。

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製薬企業・CRO
責任者やリーダー
  • 均一な情報共有・活用/各担当者の属人化・スキル差の解消による円滑な治験推進
  • 臨床試験の現場の状況を把握、トラブルを未然に防止
  • プロセス管理による前向きな質の作り込みを実現
製薬企業・CRO
CRA
  • 優先度を意識した漏れのない円滑なコミュニケーション
  • 依頼事項や重要な最新情報をCRCに確実に伝達
  • 他担当者の回答事例や可視化された医療機関の実施状況等を活用して対応スピードを向上/効率的にモニタリング
医療機関・SMO
CRC
  • シームレスな連携や幅広い情報活用により疑問を早く解消
  • タブレットを活用したスマートな被験者対応、紙の削減
  • やるべきことが明確化して着実に対応/システムで効率的に院内連携

一日も早く必要な患者に新薬を届けるために

デジタルな「協働」を実現するCollaboration for Patientsでは、近年のリモート化やガイドラインの改定に伴い、対応が急務となるコミュニケーションに関わる諸問題を解決いたします。これまで臨床試験の環境変化に合わせて、多くの製薬企業と医療機関にサービスをご提供してきた富士通は、今後もこの領域のデジタル化に貢献いたします。医療・医薬連携の促進により医薬品開発業務を効率化させて、一日も早く必要な患者に新薬を届けることを可能にします。

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