株式会社SUBARU様
製造DXを実現する次世代ものづくりプラットフォームをAWS上に構築
概要
株式会社SUBARU様は製造領域のDXを実現するため、「可用性・拡張性の確保」「製造現場データ活用」「運用効率化」を基本コンセプトとして、クラウドネイティブの技術を活用した次世代ものづくりプラットフォームの構築に取り組まれています。
お客様のご紹介 株式会社SUBARU様
株式会社SUBARU様は、自動車ならびに航空宇宙関連機器の部品の製造、販売および修理を行っています。
自動車や航空機といったモノや技術を生み出す会社にとどまらず、「安心と愉しさ」を追求し、「笑顔をつくる会社」になることを目指し、「モノづくり革新」と「価値づくり」に取り組まれています。
お客様の課題
自動車業界は今、自動車の電動化や異業種の参入による新しい競合との戦いといった「100年に1度の大変革」を迎えており、同社では品質向上や安心・安全への取り組みと、時代の変化に柔軟に対応するため製造業のDXを通じた「モノづくり革新」を推進されています。その活動を下支えするための活動の一環として、柔軟、かつ蓄積されたデータを有効活用できる次世代ものづくりプラットフォームの構築が急務となっておりました。
導入システムの概要
「可用性・拡張性の確保」「製造現場データ活用」「運用効率化」を基本コンセプトとした、 クラウドネイティブ前提のオープンプラットフォームを導入されました。特定アプリ・特定ベンダ依存を排除した柔軟性の高い新基盤にすることで、製造DXの実現を目指されています。
効果
- 1.可用性・拡張性の確保
- サーバレスアーキテクチャの採用により自動的かつ柔軟なスケールアップに対応しました。
- 2.製造現場データを有効活用
- 複数媒体で個別管理されていた製造現場データをクラウド上にて集約管理することで、データを効果的に活用できるようにしました。
- 3.運用の効率化
- 個別アプリ・ベンダ依存の運用を排除し、AWS標準機能を用いた運用にすることで、特定アプリや特定ベンダの変更による影響を受けにくい、汎用性の高い運用を可能としました。
AWS選定理由
従前より「製品軸」で車両生涯データを一元管理し、部門横断的に整備する「グローバルPLM活動」の基盤としてAWSサービスにて「全社データ統合基盤」を構築しており、高い信頼性、柔軟性に加え、マネージド型サービスやサービスラインナップの拡充を評価いただいていたため、次世代モノづくりプラットフォームとしても引き続きAWSを選定いただきました。
富士通選定理由
自動車OEM含め様々な業界へのAWS構築実績と全体インテグレーション力をご評価いただきました。また、モビリティ業界のDX促進に向けたAWS社と弊社の協業を、2021年に発表(注)していたことも選定理由となっております。
- (注)
本事例に関するお問い合わせ
-
富士通コンタクトライン (総合窓口)0120-933-200(通話無料)
受付時間:9:00~12:00および13:00~17:30(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)
-
入力フォームへ
当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。