背景

auコマース&ライフ株式会社様では、KDDIグループにおけるau経済圏最大化に向けたライフデザイン領域の中核企業として、総合ショッピングサイト「au PAY マーケット」を中心としたコマースサービスに関する流通額の拡大に取り組まれています。

その取組みの1つとして、自社物販のファンダメンタル強化を目的として販売管理システムの刷新を行いました。新システムを支えるインフラ基盤には、他システム連携との親和性や今後の取引件数増加にも柔軟に対応できるAmazon Web Service(以下、AWS)を活用いたしました。

システム全体像イメージ

au PAYマーケットや自社ECサイトといった複数チャネルを跨いだ商品/在庫/発注入荷/受注出荷などの社内業務の一元化を実現しました。

<システム概要図>

ポイント

・ ビジネスニーズに柔軟に対応できる拡張性の高いSNAPECソリューションを適用した基盤構築

・ 信頼性、拡張性が高くSNAPECソリューションにおいても活用実績が豊富なAWSを適用したインフラ基盤構築

システム構成

IaaS、PaaSなどの基本的なサービスはもちろんのこと、データの移動・変換・共有など他システム連携についてはAWS Data Pipeline、AWS S3などのサービスも活用しながら構築しています。また、システムの可用性を確保するためにシステム全体をマルチAZ構成としています。

<アーキテクチャ図>

導入効果

AWSの各種サービスを組み合わせることにより、他システムとのネットワーク接続やデータ連携の構築スケジュールを従来に比べ40%短縮しました。また、稼働後においてはシステム構成変更等にかかる運用コストをオンプレミス環境に比べ30%削減しました。



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