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ロジスティクス分野の物流情報標準ガイドラインに準拠したデータ変換・可視化サービス

日本国内における物流業界の大きな社会課題として、「2024年問題」への対策があります。
政府は「物流革新に向けた政策パッケージ」と「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」を発表しました。
特に「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」では、これらの社会課題解決のために、各企業は物流業務実態の可視化分析による改善と、物流共同化など様々な施策の推進が必要とされています。
また2040年を目標とした、物流のあるべき将来像「フィジカルインターネット」実現のため、企業内・企業間でのロジスティクスデータの標準化推進が必要です。

サービス概要

関連システムから収集したデータを変換・蓄積するDatahub機能と、可視化・分析を行うKPI機能で、ロジスティクスデータ標準化による様々な利活用をご支援するクラウドサービスです。

サービスの特長

物流情報標準ガイドラインに準拠したデータレイアウトに自動変換

複数の異なるシステムによるロジスティクスデータを標準化することで、企業間のデータ活用を容易にし、サプライチェーンの「全体最適」実現を目指します。

ロジスティクスに関わる幅広いデータを接続・変換・蓄積

ロジスティクスに関わる様々なシステムによるロジスティクスデータをシームレスに連携する機能として、Datahub機能をご提供します。

物流KPIによる可視化・分析機能

ロジスティクスデータを数値で可視化し、改善や改革のための分析を行う機能として物流KPI機能をご提供します。基本的な物流KPIを実装し、表やグラフ表示にて可視化・分析を行います。

ユースケース

サプライチェーンに属する複数企業における活用

荷主企業(発荷主・着荷主)、物流事業者といった異なる立場のユーザー企業のロジスティクスデータを連携し、現場業務のデジタル化による検品作業や伝票入力などの業務の効率化を実現します。
さらに、サプライチェーン全体を情報でつなぐことで、標準化されたロジスティクスデータを元に、在庫配置計画や物流センター稼働計画、輸配送における車両手配など、事業継続性の強化に向けた課題解決に貢献します。
また標準化されたデータを企業間で最大活用することにより、物流共同化によるドライバーや車両のシェアリングを大きく推進できます。これによりドライバー不足の解決に貢献し、将来に向けたフィジカルインターネット社会の実現が可能となります。またシェアリング高度化による車両台数最適化と総走行距離削減による燃料などのエネルギー削減が可能となります。

ユーザ企業個社における活用

自社の基幹システム、およびWMS(Warehouse Management Sysytem)やTMS(Transportation Management System)など複数のロジスティクスシステムのデータを統合し、改善や改革のための可視化・分析と様々なクラウドサービスと連携するデータ基盤として運用が可能です。
またサプライチェーンにおける標準化されたデータを共有、利活用することで、需要予測に使用する元データの標準化による予測精度向上とサプライチェーン全体在庫最適化によるフードロス対策、さらに災害など有事におけるスピーディーなロジスティクス業務における判断の実現と代替手段選択による強靭性強化が可能となります。

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