HOPE LifeMark-CAD 肺炎画像解析
支援プログラム for COVID-19

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特長

AIによる診断支援

現状では、医師が患者一人当たり数百枚にもおよぶ胸部CT画像を目視で確認して、COVID-19肺炎を診断しています。

HOPE LifeMark-CAD 肺炎画像解析支援プログラム for COVID-19は、COVID-19肺炎が疑われる患者の胸部CT画像に対して、COVID-19肺炎に見られるCT画像所見を有する可能性を示すソフトウェアです。また、COVID-19肺炎判別AIの特徴量を算出する過程で抽出された領域を関心領域として表示します。同一の患者のデータを三つまで並べることで、解析結果を時系列で確認できます。

※本ソフトウェアの臨床的な位置付けは、医師の読影の補助です。本ソリューションによる検出結果のみでCOVID-19肺炎を含む疾病に関する確定診断を行うことは目的としません。

想定されるCOVID-19検査の流れ

現状では、問診をしてCOVID-19肺炎が疑われる患者に対して、PCR検査や、医師が必要と判断した場合はCT検査等を実施し、その結果をもとに医師の総合的な判断をする診断フローとなっています。CT検査は、PCR検査と比較すると検査後短時間で結果が確認できます。

HOPE LifeMark-CAD 肺炎画像解析支援プログラム for COVID-19では、CT検査結果をもとに、COVID-19肺炎に見られる胸部CT画像所見を有する可能性に関する情報を提示し、医師の読影を補助します。

関心領域抽出機能

COVID-19肺炎のCT所見として、すりガラス影、コンソリデーションなどの特徴がみられます。本ソフトウェアは、COVID-19肺炎判別AIの特徴量の算出に用いる領域を関心領域として表示します。

COVID-19肺炎判別機能

COVID-19肺炎の典型的なCT所見の一つとして、陰影の空間的な分布に特徴があるとされています。COVID-19肺炎判別機能では、関心領域の空間的な分布を考慮した解析を行うことで、CT画像がCOVID-19肺炎の所見を有する可能性をHigh、Mid、Lowの三段階で表示します。

製品情報

販売名	HOPE LifeMark-CAD 肺炎画像解析支援プログラム for COVID-19
医療機器承認番号	30300BZX00350000
製造販売元	富士通Japan株式会社