医療資源の不足が深刻化する中、医療費の高騰も大きな社会問題となっています。医療現場では、患者中心の医療(患者参加型医療)の推進と業務効率化の両立という課題があります。患者に寄り添いたい半面、多忙から事務的な対応になるというギャップを埋めるため、スマホアプリで効率的で質の高いコミュニケーションを図ろうと動き始めた、姫路赤十字病院様にお話しをうかがいました。
課題
- 医療スタッフと患者の貴重な面談時間が、事務手続きで消費されている
- 検査や入退院説明にかかる待ち時間の負担を減らしたい
ソリューション
HOPE LifeMark-コンシェルジュ:アラートリマインド、コンテンツ表示、スマート診察券、メッセージ配信、予約表示、家族登録、診察状況お知らせ、らくらく会計(後払い会計)、コンテンツ配信
- 2023年に富士通製電子カルテLifeMark-HXへ更新
- 2023年1月よりLifeMark-コンシェルジュを導入
- 2024年にコンテンツ配信の機能を追加
導入効果
- 患者が、アプリから事前に情報を得ることで、入院説明がスムーズにでき、質の良い対話ができるようになった
- 待ち時間が削減され医療スタッフ・患者ともに負荷が軽減された

アプリ利用者の60%がコンテンツ動画を視聴!目標のアプリ利用者40%で、現場業務の大幅改善に期待
姫路赤十字病院 情報管理課 住ノ江 宏晃 氏
- 業種: ヘルスケア
- 場所: 姫路市下手野1丁目12-1
- Customer's website

お客様について
2024年に創立116年を迎えた姫路赤十字病院(560床)は、広域の播磨姫路圏域をカバーし、地域医療の中核を担っています。大学病院不在の圏域において、地域の医療施設と連携し、高度急性期・急性期医療を提供。赤十字の理念に基づき、人道的な医療を実践しています。最新の医療機器を駆使した手術、救急医療、集中治療、インターベンション治療に加え、地域がん診療連携拠点病院として、内視鏡治療やロボット支援手術を含む先進的ながん治療にも注力。地域住民の安心・安全な暮らしを支えるため、質の高い医療を提供し続けています。
医療スタッフがゆとりを持って患者に接するために
2023年1月の導入時、医療スタッフと患者をつなぐコミュニケーション手段は、対面か電話での会話しかなかったといいます。高い効率性が求められる医療現場において、限られた応対時間内に複雑な診療情報を一方的に伝えてしまうと、患者の理解が追いつかないケースや、認識に齟齬が発生することを課題に感じていたそう。解決のため、HOPE LifeMark-コンシェルジュを導入し、通知機能やメッセージ配信機能などを活用し患者への情報提供の機会を増やしたといいます。患者がいつでも情報確認できることから関連業務が減り、医療スタッフの負担緩和につながったそう。患者に事前理解があることで、ゆとりを持ってコミュニケーションがとれるようになったのが、導入経緯だとお聞きできました。
PDF版をダウンロードしていただくと、インタビューの全文をお読みいただけます。
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