WindowsUpdate連携

WindowsUpdate連携とは

瞬快クライアントはパソコンの環境を変更されても再起動時に変更前の状態へ復元します。 逆に、パソコンの環境を保持し続けるため、WindowsUpdate処理やウィルス対策ソフトのパターンアップデート実施などパソコンの環境を変更する場合、作業が煩雑になります。

瞬間復元機能が有効な状態でOSのパッチ適用を実施する場合は、瞬快クライアントの環境変更後、WindowsUpdateを実行しアップデート結果を保持させる手順を踏む必要があります。

瞬快のWindowsUpdate連携機能とは、上記の一連の流れを自動化する仕組みを指します。

WindowsUpdate連携機能の処理概要
【図 WindowsUpdate連携機能の処理概要】

なお、WindowsUpdate処理自体はMicrosoft社のWindowsUpdate処理に依存するものであり、瞬快がWindowsUpdateの適用を保証するものではありません。

WindowsUpdate連携機能が動作しないクライアントOSについて

Windows Update連携機能をご使用したい場合は、クライアントOSのエディションに注意が必要です。Home系のクライアントOSでは動作致しませんので、それ以外のエディションのOSをご選択して下さい。

サポート対象外のパッチの種類について

2022年6月現在、Windows Update連携機能を利用して、以下のパッチを適用することができません。 該当するパッチを適応する際は、お手数ですが、手動にてMicrosoft社のUpdateサイトに接続し、パッチを適用してください。

  • Microsoft社のUpdateサイトに存在する、且つ、パッチの種類が「更新」に分類されるパッチ
    Microsoft社のUpdateサイトには、ユーザとの対話的な操作を必要とし、自動インストールに対応していない パッチが存在します。そのため、瞬快 Windows Update連携機能では、Microsoft社のUpdateサイトを利用した場合、 パッチの種類が「更新」に分類されるパッチは適用できないように制限を設けています。 ご適用が必要な際は、手動での適用をお願いします。

※ 手動でWindows Updateを行う場合は、リモート画面操作機能を利用することで効率的に行うことができます。

Windows Update連携機能に関する留意事項

Windows Update連携機能をご利用になる場合、次の留意事項がありますのでご注意ください。

  • 適用済パッチ一覧の取得(クライアントコンピュータから収集する)を利用するためには、WSUSサーバまたは、Microsoft社のUpdateサイトが必要です。
  • Microsoft社のUpdateサイトに接続し、手動でWindows Updateを行う場合
    瞬快のWindows Update連携機能を利用している環境において、手動でブラウザを利用しWindows Updateを行う場合、以下のメッセージが表示されることがあります。
    「必要なサービス アプリケーションが無効になっているため、Windows Updateを続行できません。Windows Updateには、次のサービスが必要です」
     ※上記メッセージが表示された場合、「Windows Update」サービスのスタートアップの種類を"自動"に変更して、再度Windows Updateを行ってください。
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