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Fujitsu

Japan

【連絡】2020年上期ESPRIMO/LIFEBOOK/CELSIUS/ARROWS TabをA方式の修復モードにできない。

(2020年7月29日発行)
(2020年12月25日更新)



現象

2020年上期ESPRIMO/LIFEBOOK/CELSIUS/ARROWS Tabに瞬快クライアントをインストールし、標準設定(A方式)にて修復モードにしようとすると、次のエラーが表示され修復モードにできない。
「復元方式が機能制限方式の場合に使用できない機能を設定していないか確認してください」

発生条件

2020年上期以降のESPRIMO/LIFEBOOK/CELSIUS/ARROWS Tabにて発生します。
   ※Comet Lake の CPU に対応した機種であればDELL社、Lenovo社、NEC社などの機種においても発生する可能性があります。

対象製品

  • 瞬快Ver.12系
  • 瞬快Ver.11.5系
  • 瞬快Ver.11系

対処方法

瞬快Ver.12a/Ver.11.5i/Ver.11zbにて対応しましたので最新版をインストールしてください。
   旧版をインストールして機能制限方式にて回避している場合は、最新版への版数アップを実施の上、A方式変更してください。

応急処置

最新版に版数アップできない場合、下記制限付きにて回避することが可能です。


【瞬快Ver.12初版/Ver.11.5h/Ver.11za を新規インストールした環境の場合】
            機能制限方式を選択の上で修復モードに変更してください。

【Ver.12初版/Ver.11.5h/Ver.11za に版数アップした環境の場合、
         もしくは 瞬快Ver.11.5c~g/Ver.11v~z の場合】
            次の手順を実施してください。

1.次のコマンドにてレジストリ設定を変更します。

  • 【64bitOSの場合】
    reg add "HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu Shikoku Systems Limited\Syunkai Product\Agent" /v NotUseUefiBootMenu /d 1 /t REG_DWORD /reg:64 /f
  • 【32bitOSの場合】
    reg add "HKLM\SOFTWARE\Fujitsu Shikoku Systems Limited\Syunkai Product\Agent" /v NotUseUefiBootMenu /d 1 /t REG_DWORD /f

2.機能制限方式を選択した上で修復モードへ変更します。

上記応急処置での制限事項

機能制限方式を選択した場合、次の制限事項が発生しますので留意願います。

  • 復元タイプをパーティションタイプにすることができません。
  • 復元モードを更新モードに変更することができません。
  • 瞬快のマルチブート機能を使用できません。
  • 修復モード時、OS起動前のPageUp押下による瞬快の「簡易環境設定画面」を出せません。