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Fujitsu

Japan

Insyde BIOS 搭載機にてディスクイメージ配信機能を使用する場合のブートエントリ異常について

(2018年1月30日) 発行
(2018年6月29日) 更新

Insyde BIOS を搭載している富士通のノートパソコンおよびタブレットにてディスクイメージ配信機能を使用した場合、配信途中にブートエントリが変わってしまうことで配信処理が異常終了することが確認されました。

現象

ディスクイメージ配信処理における2回目のPXEブートタイミングにて、 ブートエントリの Windows Boot Magnager が最上位に配置されることでPXEブートせず、処理が停止してしまう。

対象製品

  • 瞬快Ver.11.5(全グレード)
  • 瞬快Ver.11(全グレード)
  • 瞬快Ver.10(全グレード)

発生条件

次の2つの条件を満たす場合に現象が発生いたします。

  • Insyde BIOS 搭載の富士通製ノートPCおよびタブレット
  • ディスクイメージ取得元と配信先に搭載されているディスクのメーカが異なる場合

原因

ブートエントリも含めたディスクイメージ配信において、ディスクのメーカが異なる場合、Windows Boot Magnager を最上位にしてしまっていた。

対処方法

今後の各機種の新モデルでは、ファームウェアの機能変更により改善される予定です。
    現象の発生する機種に対しては、Ver.11.5e および Ver.11x にて、回避するための仕組みを搭載しました。
    「ディスクイメージの配信」サービスの新規作成時、「サービス作成Wizard – ディスクイメージの配信 ( 3 / 10 )」画面の、「NVRAM情報の復元」の設定を、「置き換えて最適化する(推奨)」から「置き換える」に変更してください。

※Ver.10 のサポートは終了いたしました。