Skip to main content

Fujitsu

Japan

【障害連絡】(瞬快Ver.10,瞬快Rel.8.0,瞬快Rel.7.0)瞬快クライアントとWindows Searchサービスとの組み合わせにおいて、運用中にOSが動作しなくなる場合がある。

(2012年1月17日)障害修正版提供開始に伴い、修正。

(2011年11月25日)Rel.8.0系, Rel.7.0系の情報を追加しました。

(2011年9月26日)

現象

OS起動後しばらく経過するとOSが動作しなくなる場合がある。

対象製品

  • 瞬快Ver.10a,Ver.10b,Ver.10b+ (全グレード)
  • 瞬快Rel.8.0j, Rel.8.0j+ (全グレード)
  • 瞬快Rel.7.0j, Rel.7.0j+ (全グレード)

環境

以下の条件を全て満たす場合に、現象が発生することがあります。

  • クライアントOSが Windows 7、または Windows Vista である。(Windows XP は現象未確認です)
  • Windows Search サービスが有効である。
  • 瞬快クライアントをファイルフォルダ単位修復モードに設定している。

回避方法

瞬快を以下の版数以降に版数アップしてください。

  • 瞬快 Ver.10e(2011年12月14日提供開始)
  • 瞬快 Rel.8.0m(2012年1月17日提供開始)
  • 瞬快 Rel.7.0m(2012年1月17日提供開始)

  または、OSに搭載されている Windows Search サービスを無効に設定してください。
但し、下記のMicrosoft® Outlook製品をご利用の際に当設定を行うとクイック検索機能が使用できなくなるのでご注意下さい。また、この時下記の警告メッセージが出力されます。

  • Outlook 2007®・・・Outlook起動時にメッセージダイアログが出力されます。
  • Outlook 2010®・・・画面下部に「Windowsデスクトップサーチが利用できません。」と表示されます。

Windows Searchサービスの設定を変更する場合は、以下の手順にて一斉に変更していただけます。

瞬快を利用したWindows Search サービスを無効に設定する手順(Ver.10)

事前準備として、以下のスクリプトファイルをダウンロード後展開し、瞬快コンソールがインストールされているPCの任意のフォルダに格納する。

  1. 瞬快コンソール機能にて「機器管理」タブを選択する。
  2. 対象となるクライアントPCを選択し、以下のいずれかの方法で修復無効モードに変更する。
    • 「瞬間復元操作」タブの「修復無効モード」ボタンを押す。
    • 対象クライアントPC上で右クリックし、「瞬間復元操作」の「修復無効モード」を選択する。

    当操作によりクライアントPCは再起動され、修復無効モードで起動します。
  3. 対象となるクライアントPCを選択し、「PC管理」タブの「スクリプト実行」ボタンを押す。
  4. 事前準備で用意したスクリプトを指定し、「実行」ボタンを押す。
    当操作により、スクリプト実行結果ログがクライアントPCの c:¥sc_config.log に出力されます。このファイルに次の出力があれば処理に成功したと判断できます。
       [SC] ChangeServiceConfig SUCCESS
  5. Windows Search サービスの無効化を確認後、対象となるクライアントPCを選択し、以下のいずれかの方法で修復モードに変更する。
    • 「瞬間復元操作」タブの「修復モード」ボタンを押す。
    • 対象クライアントPC上で右クリックし、「瞬間復元操作」の「修復モード」を選択する。

    当操作によりクライアントPCは再起動され、修復モードで起動します。

瞬快を利用したWindows Search サービスを無効に設定する手順(Rel.8.0, 7.0)

事前準備として、以下のファイルをダウンロード後展開し、瞬快コンソールがインストールされているPCの任意のフォルダに格納する。

  1. 瞬快管理機能にて対象のクライアントまたはグループを選択し、右クリックメニューの「動作設定」-「修復無効モード」を選択し修復無効モードに変更する。
    当操作によりクライアントPCは再起動され、修復無効モードで起動します。
  2. 瞬快管理機能にて対象のクライアントPC、もしくはクライアントPCが所属するグループを選択し、管理機能のファイルメニュー「オプション」-「クライアントPCのレベルアップ」を選択する。
  3. 「製品のCD-ROMから」を選択し、OKボタンを押す。
  4. 事前準備で用意した「DisableWSearch.DEF」を選択し、開くボタンを押す。
  5. 下記確認メッセージが出力されるので確認後「はい」を選択。
    「選択されているクライアントPCのWindows Search サービスを無効にします。対象のクライアントPCが修復無効モードで電源オンになっているか確認してください。よろしいですか?」
      ;当操作により、スクリプト実行結果ログがクライアントPCの c:¥sc_config.log に出力されます。このファイルに次の出力があれば処理に成功したと判断できます。
       [SC] ChangeServiceConfig SUCCESS
  6. Windows Search サービスの無効化を確認後、管理機能から対象となるクライアントPCを選択し右クリックメニューの「動作設定」-「修復モード」を選択し修復モードに変更する。当操作によりクライアントPCは再起動され、修復モードで起動します。