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Windows PE 環境の移行方法

Ver.10i 以降および Rel.8.0s 以降の瞬快では、システムリカバリサーバのインストーラに Windows PE は同梱されません。
Ver.10i 以降もしくは Rel.8.0s 以降の瞬快にて Windows PE を利用いただく場合には、マイクロソフト社の公式ダウンロードセンターから Windows 7 用の Windows自動インストール キット(AIK)もしくは Windows 8 用の Windows アセスメント & デプロイメント キット(Windows ADK)をダウンロードし、これをインストールした上で Windows PE を作成していただく必要があります。
Windows PE の作成手順については、各製品の最新マニュアル(Ver.10系の場合:「システムリカバリ機能(基本編)」の「3.2.2 Windows PE の作成」、Rel.8.0系の場合:「システムリカバリ機能(基本編)」の「4.2.2 Windows PE の作成」)を参照してください。

瞬快を Ver.10i 以降もしくは Rel.8.0s 以降に版数アップすると、Ver.10g 以前および Rel.8.0r 以前の瞬快のシステムリカバリサーバに保存されていた Windows PE は削除されます。
瞬快がインストールした Windows PE をカスタマイズされているお客様で、カスタマイズされた Windows PE を継続使用する必要のあるお客様は、下の「Windows PE 環境の移行手順」に沿って版数アップしてください。

Windows PE をカスタマイズされていない場合は、当手順での版数アップは実施せず、製品添付のマニュアルに従って版数アップしてください。

なお、2013年8月1日以降に追加ライセンスをご購入いただいた場合、この追加ライセンスを適用するPCには版数アップ前の Windows PE をご使用いただけません。この追加ライセンスを適用するPCにて Windows PE を使用いただく場合には、新しく作成した Windows PE を使用してください。
また、Ver.10e 以前および Rel.8.0m 以前の瞬快に添付されていた Windows PE は、版数アップ後の環境にて継続利用することができませんので、Windows PE をカスタマイズする必要がある場合は、版数アップ後の環境にて作成した Windows PE をカスタマイズしてください。

Windows PE 環境の移行手順

Ver.10f または Ver.10g の瞬快を Ver.10i 以降の瞬快へ版数アップする場合、および、Rel.8.0p または Rel.8.0r の瞬快を Rel.8.0s 以降の瞬快へ版数アップする場合は、次の手順にて Windows PE 環境を移行することができます。

  1. Windows PE 移行ツールの取得
    Windows PE 移行ツールをダウンロードし、システムリカバリサーバインストール機の任意のフォルダに展開します。
  2. Windows PE 情報の退避
    展開した Windows PE 移行ツール内の backup.bat を管理者として実行します。
  3. システムリカバリサーバのアンインストール
    システムリカバリサーバをアンインストールします。このとき、管理データベースを削除しないよう(標準設定)にしてください。
  4. システムリカバリサーバのインストール
    システムリカバリサーバをインストールします。このとき、管理データベースを初期化しないよう(標準設定)にしてください。
  5. Windows PE 情報の復元
    展開した Windows PE 移行ツール内の restore.bat を管理者として実行します。

システムリカバリサーバのアンインストール/インストールについては、各製品の最新マニュアル(Ver.10系の場合:「導入ガイド」の「3.4.2 システムリカバリサーバ機能のレベルアップ」、Rel.8.0系の場合:「システムリカバリ機能(基本編)」の「6.1 サーババージョンアップについて」)を参照してください。

追加ライセンスを適用する場合や、既得ライセンス内で新機種を追加する場合等、移行した Windows PE だけでなく他の Windows PE も使用する必要がある場合は、各製品の最新マニュアル(Ver.10系の場合:「システムリカバリ機能(基本編)」の「3.2.2 Windows PEの作成」、Rel.8.0系の場合:「システムリカバリ機能(基本編)」の「4.2.2 Windows PEの作成」)を参照し、Windows PE を作成してください。