復元タイプの違いによるウイルス対策ソフトのパターンファイル(定義ファイル)を最新環境に更新する運用方法について説明いたします。
瞬快の復元タイプをファイルフォルダ単位で運用される場合は、主要なウイルス対策ソフトに関する部分を自動的に修復対象外に設定します。このため、お客様にて特別な設定変更を実施する必要はありません。(コンピュータを再起動してもウイルス対策ソフトのウイルスパターンファイルは最新に更新された状態を保持します)
瞬快にてウイルスパターンファイルを最新化に保持するウイルス対策ソフトの一覧は、サポート対象のサポート対象のウイルス対策ソフト・スパイウェア対策ソフト一覧を参照してください。
(注意)サポート対象のウイルス対策ソフト・スパイウェア対策ソフト一覧に掲載されていないウイルス対策ソフトを利用する場合は、パーティション単位運用にて運用いただく必要があります。
瞬快の復元タイプをパーティション単位で運用される場合は、コンピュータを再起動することによりウイルス対策ソフトのウイルスパターンファイルは修復ポイントの時点に復元されます。
そのため、以下の手順にてコンピュータの利用時間外(夜間など)にウイルスパターンの最新状態を修復ポイントに設定することにより、最新のウイルスパターンファイルを保持することが可能です。
瞬快のコマンドを利用し、夜間にクライアントの電源を入れます。
夜間に瞬快のコマンドを発行する場合は、以降の処理を記述したバッチファイルの実行をWindowsのタスクスケジューラ等にてタイマー設定してください。
瞬快のコマンドを利用して、クライアントを修復無効モードに変更してください。
ウイルス対策ソフトのライブアップデート機能の指定時間実行を利用し、ウイルスパターンファイルを最新化します。(ウイルス対策ソフトに指定時間実行の機能が必要となります)
瞬快のコマンドを利用して、ウイルスパターンが最新化されたクライアントを修復モードに変更します。
これにより、次回再起動後以降は新しいウイルスパターンファイルが適用された状態となります。
瞬快のコマンドを利用して、クライアントの電源を切ってください。