瞬快クライアントとESET NOD32アンチウイルスを共存させる場合の注意事項
瞬快クライアントとESET社製ESET NOD32アンチウイルスを共存させた場合、瞬快の瞬間復元機能の一部が正常に動作しなくなります。ESET社製ESET NOD32アンチウイルスをご利用の場合は後述の通り必ず設定変更をお願いします。
発生する現象
瞬快クライアントとESET社製品を共存させた場合、ESET社製品の「自己防衛」機能により、瞬快の瞬間復元機能のひとつである、レジストリの修復処理が正しく行われなくなります。これにより、ファイルとレジストリの間で矛盾が生じ、OSやアプリケーションが正しく動作しなくなります。
発生条件
次の条件を全て満たす場合に上の現象が発生します。
- 瞬快クライアントの復元タイプを「ファイル・フォルダ」にしている。(標準設定)
- 瞬快クライアントの動作モードを「修復モード」にしている。(標準設定)
- ウイルス対策ソフトを「修復対象外」設定している。(標準設定)
対象製品
ESET社製品が次のバージョンの場合に上の現象が発生します。
- ESET NOD32アンチウイルス V4.0 / V4.2
回避方法
ESET NOD32アンチウイルス V4.0 または V4.2 と共存する場合
以下の手順にてESET NOD32アンチウイルスの設定を変更してください。
- 瞬快クライアントを修復無効モードの状態に変更する。または瞬快クライアントをアンインストールする。
- NOD32の設定画面より、「自己防衛を有効にする」のチェックボックスをオフに設定する。
- 瞬快クライアントを修復モードに戻す。または、瞬快クライアントをインストールする。