特長

生理学的薬物速度論(PBPK)モデルに基づいた豊富な機能を取り揃えています。

特長1生理学的薬物速度論(PBPK)モデルの実装

生理学的薬物速度論(PBPK)モデルを用いて、薬物相互作用の程度を定量的かつ高精度に予測します。

搭載しているモデル

  • 肝代謝阻害(競合阻害・MBI)/誘導
  • 小腸代謝阻害(競合阻害・MBI) /誘導
  • トランスポーター阻害
  • 肝臓OATPs阻害

特長2代謝酵素阻害(競合阻害・MBI)&誘導モデル

可逆的に代謝阻害をする競合阻害、不可逆的に代謝阻害し酵素を失活させるMBI(Mechanism-Based Inhibition)、代謝酵素の誘導による薬物相互作用を予測します。

特長2 代謝酵素阻害(競合阻害・MBI)&誘導モデル

特長3肝臓OATPs阻害モデル

相互作用時の内在性基質の血中濃度変動の予測も含め、肝臓OATPsを介した薬物相互作用の程度を予測します。

Point

  • 分布容積が比較的大きな組織への薬物の分布を考慮
  • 5-liver modelの適用により、Dispersion modelを模倣した検討が可能
  • 腸肝循環を考慮可能

特長4薬物データベース

薬物データベースには、各代謝酵素の代表的な被相互作用薬、阻害薬、誘導薬が登録されており、自社化合物も登録可能です。
薬物代謝阻害における薬物相互作用の定量的な予測は、薬物の阻害定数(Ki)に依存します。DDI Simulatorには3種類のKi値を登録しています。

特長4 薬物データベース

特長5複数のCYP分子種の同時阻害&誘導効果

複数のCYP分子種が関与する薬物に関して、臨床での薬物相互作用をより正確に反映するために、CYP分子種の同時阻害&誘導効果を考慮した相互作用予測が可能です。

特長5複数のCYP分子種の同時阻害&誘導効果

特長6小腸代謝阻害&誘導に基づく薬物相互作用

薬物代謝酵素は肝臓および小腸で発現しており、両方の臓器で代謝阻害&誘導される可能性があります。
消化管における阻害薬&誘導薬の濃度変化にともない、小腸アベイラビリティ(Fg)の変化率を反映することで、より精度の高い薬物相互作用の予測が可能となります。

特長6 小腸代謝阻害&誘導に基づく薬物相互作用

特長7薬物相互作用の影響を考慮した投与スケジュールの最適化

被相互作用薬、阻害薬&誘導薬それぞれについて、薬物相互作用の影響の少ない投与スケジュールの検討を行うことができます。
薬物相互作用が最大になるよう繰り返し投与の定常状態を計算し、被相互作用薬の投与タイミングを自動的に設定します。

特長7 薬物相互作用の影響を考慮した投与スケジュールの最適化

特長8トランスポーター阻害モデル

肝臓及び腎臓の取り込み・汲み出しに関与するトランスポーターの阻害による薬物相互作用を予測します。
代謝酵素の競合阻害の影響を含めたシミュレーションも可能です。

特長8 トランスポーター阻害モデル

薬物相互作用シミュレーションソフトDDI Simulatorに関するお問い合わせ

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