デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進は、新規ビジネスの創出に関心が集まりがちだ。しかし、DXによる本質的なテーマは、ビジネスをトランスフォーメーションすることにある。膨大な資産と使い慣れたビジネスプロセスを持つ既存業務の変革は並大抵ではない。富士通は、DXに向けて「戦略的ロードマップ」の策定から、業務仕分け、それに基づく「サービス活用指針」をベースとするクラウド化まで一貫して支援していく。
目次
- 既存業務のデジタル化に向けて、克服すべき3つの課題
- 富士通は自社DXプロジェクトで得たメソッドをお客様に提供
- DXに向けた戦略的ロードマップでは、経営とCIOの2つの視点が重要
- 3つの軸で既存業務システムを仕分けし、最適なインフラを選択
- クラウド化に向けて企業それぞれのニーズに応える、デジタルインフラアセスメントサービス
- 高い安定性が求められる基幹業務は「クラウドリフト」
- 柔軟に変化に対応させたい業務システムは「クラウドシフト」
既存業務のデジタル化に向けて、克服すべき3つの課題
デジタル化は手段に過ぎない。企業がDXを推進する目的は、持続的成長を実現するためにビジネスをトランスフォーメーションすることにある。IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の「DX推進に向けた企業とIT人材の実態調査」(2020年5月14日公開)によると、DXを推進し成果が出ている取り組み内容として「業務効率化による生産性向上」が38.3%なのに対し、「既存ビジネスモデルの根本的変革」は7.6%に過ぎなかった。
DXに向けたプロセスには、ステップ1.デジタル技術を活用し、一部業務プロセスの変革や新規ビジネスを創出、ステップ2.既存業務のデジタル化を行い、新規ビジネスともシームレスに連携、 ステップ3.共通プラットフォーム化し同業・他業種とのエコシステムを形成、の3つの段階がある(図1)。IPAの調査結果が浮き彫りにしたのは、日本の多くの企業がステップ1にとどまっており、業務のトランスフォーメーションに至っていないということだろう。
業務効率化から既存業務のデジタル化へ、DXの歩みを進める上で克服すべき課題とは何か?
富士通は、1.経営、IT部門・DX推進部門、業務部門における共通理解の醸成、2.既存業務を変革する責任者の不在、3.DXを推進するIT人材の確保の大きく3点あると考えている。
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ビジネスをトランスフォーメーションするDX戦略
~企業が取り組むべき業務仕分けとクラウド活用のポイント~
- 既存業務のデジタル化に向けて、克服すべき3つの課題
- 富士通は自社DXプロジェクトで得たメソッドをお客様に提供
- DXに向けた戦略的ロードマップでは、経営とCIOの2つの視点が重要
- 3つの軸で既存業務システムを仕分けし、最適なインフラを選択
- クラウド化に向けて企業それぞれのニーズに応える、デジタルインフラアセスメントサービス
- 高い安定性が求められる基幹業務は「クラウドリフト」
- 柔軟に変化に対応させたい業務システムは「クラウドシフト」
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