株式会社リコー 様 導入事例

グローバルでのソフトウェアサポート業務の一元管理、可視化を実現

株式会社リコーでは、グローバルでのサービス品質向上とガバナンスの強化を図るために、クラウドサービスの「ServiceNow」を導入。北米、欧州、アジアのソフトウェアサポートの業務プロセスを統合し、一元管理とビジネス変革への迅速な対応が可能な基盤を構築した。導入パートナーの富士通は提案から設計、構築、運用、保守に至るまで一貫した、グローバルでの積極的な支援を行い、プロジェクトの成功をサポートした。

課題
効果
課題各国の販売会社と地域統括会社の使用ツールとプロセスが異なる
効果クラウドサービスのServiceNowを導入してプロセスを標準化
課題異なるツール間で情報の転記が必要で担当者の負担、転記漏れもあった
効果ソフトウェアサポート業務の一元管理、自動化を実現
課題SLAやOLA、顧客ごとの状況を確認するのが難しかった
効果単一データベースによる管理で顧客軸での状況の見える化が可能に

導入の背景

グローバルでのソフトウェアサポート業務での課題

リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心としたソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供している。日本、北米、欧州、アジア・パシフィックの4極体制で事業を展開する同社では、それぞれの地域に密着した販売・サポートを世界のほぼ全域で行っているが、サポートに関して一つの課題があった。
コピー機やプリンター、複合機には目的にあわせた快適な利用を実現するために、さまざまなソフトウェアが搭載されている。そのサポートは、それぞれの地域における顧客からの問い合わせを各国販売会社が受け付け、地域統括会社が集約し、本社のサポートにエスカレーションされる。「各国の販売会社、地域統括会社で使用ツールが異なり、各ツールの連携もないため、情報の転記が必要で担当者の負担が大きくなっていました。加えて情報の転記漏れなどもありました。そのため、SLAやOLA、対顧客での状況がわかりにくい状況でした」と語るのは、株式会社リコー ワークプレイスソリューション事業本部 OS事業戦略センター サービスソリューション支援室 TC統括グループリーダーの石川 恒平氏。従来の環境でSLAやOLAを調べるためには、表計算ソフトなどを使って手作業で集計し、確認する必要があったという。
「グローバルに、一元的に顧客軸で管理できるツールが必要でした」と石川氏は振り返る。そこで、顧客からの特別注文、ソフトウェアサポートの両方の情報を一元管理し、情報転記の工数削減、転記の漏れを防ぎ、さらにSLA、OLAも可視化するためのツールとしてリコーが選択したのが「ServiceNow」だ。

グローバルでのソフトウェアサポート業務

導入のポイントなど、続きはこちらからご覧いただけます

株式会社リコー 様 導入事例
グローバルでのソフトウェアサポート業務の一元管理、可視化を実現

株式会社リコー 様

本社所在地 〒143-8555 東京都大田区中馬込1-3-6
代表者 社長執行役員 山下 良則
設立 1936年2月6日
資本金 1,353億円(2020年3月31日現在)
従業員数 連結90,141名(2020年3月31日現在)
事業内容 オフィスプリンティング、オフィスサービス、商用印刷、産業印刷、サーマルなどの分野で事業を展開
ホームページ https://jp.ricoh.com/新しいウィンドウで表示

[2020年10月掲載]

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