システムの自動運用とジョブスケジューリングFUJITSU Software Systemwalker Operation Manager
V17 強化ポイント
V17.0.0における強化ポイント
クラウドサービスと連携
ハイブリッドクラウド環境でのジョブ運用
クラウドサービス上に構築された業務の操作 / 監視 / 管理が簡単にできるようになりました。クラウドサービス連携ジョブのアイコンを配置するだけの手軽さで、ジョブとして、実行依頼 / 完了待ち合わせ / 強制終了 / 正常・異常判断ができます。また、その結果を後続ジョブで利用することもできます。これらの機能により、既存の基幹業務とクラウドサービス業務を組み合わせた一元的な運用を実現します。
なお、対応するクラウドサービスは以下です。
- FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure
- FUJITSU Hybrid IT Service for AWS
- Microsoft Azure
- Amazon Web Services
クラウド環境での実行サーバー数の最適化
クラウドサービスのオートスケールに連動して動的に実行サーバーを増減します。クラウド上の業務量やリソース使用量に応じて、適切な実行サーバー数での分散実行ができますので、安定稼働とインフラコスト最適化の両立が実現できます。
Job Designerの動作環境拡大
Job DesignerがMicrosoft® Excel 2019およびMicrosoft 365に対応しました。また、64bit版のMicrosoft® Excelにも対応しました。
WebコンソールのMicrosoft Edge対応
Microsoft EdgeのIEモードで、Webコンソールが利用できるようになりました。
LDAP管理のユーザーに対応
OpenLDAPで管理されたユーザーおよびグループで、Systemwalker Operation Managerを利用できるようになりました。
画面操作性の向上
下記のウィンドウにおける操作性を改善しました。
- 各種「ログイン」ウィンドウにあるホスト名 / ユーザーIDの入力域における履歴表示
- 「Systemwalker Operation Manager インポート」ウィンドウにおけるインポート先表示
- 「Systemwalker Operation Manager エクスポート」ウィンドウにおけるエクスポート先表示
ジョブ定義変数の定義数上限値の拡張
ジョブ定義変数として定義できる個数の上限値を、100個から1000個に拡張しました。
mjrmtjobコマンドのポート番号指定による実行
mjrmtjob(リモートマシン上のコマンド / シェルスクリプト実行)コマンドで、ポート番号が指定できるようになりました。これにより、任意のポート番号を指定することでリモートマシン上でよりセキュアーにジョブを実行できます。
ジョブスケジューラコマンドおよびジョブ実行コマンドの利便性向上
以下のコマンドを改善して利便性を向上させました。
- jobschsetnetコマンドの-ncheallオプション追加
jobschsetnetコマンドに-ncheallオプションが追加になりました。これにより、ジョブネットを変更する際に、オペランドの指定値を省略値に戻すことができます。 - プロジェクト情報制御文出力コマンドの提供
プロジェクト情報を制御文形式で出力するコマンド「stemprintproject」が追加されました。これにより、プロジェクト情報の移行や流用が容易になります。 - プロジェクト内ジョブネット / グループの一括制御コマンドを提供
プロジェクト内のジョブネットおよびグループを一括制御(すべて停止 / すべて停止解除 / すべて無効 / すべて無効解除)するコマンド「jobschoperate」が追加されました。
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