本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ハードディスクの高速バックアップ、復元、短時間でのシステム再構築を実現DatacloningWizard
オンボードSATAコントローラ(Intel VROC)利用時の留意事項について

対象製品

  • DatacloningWizard for Server V6.1L10以降

対象OS

  • Red Hat Enterprise Linux 9
  • Red Hat Enterprise Linux 8
  • Red Hat Enterprise Linux 7

留意事項

オンボードSATAコントローラ(Intel VROC)で構築されたRAIDをバックアップ/リストアした場合、GRUBに設定されているUUIDが一致せず、OSが起動しない場合があります。

対処方法

リストアを行った後に以下の手順でUUIDの再設定を行ってください。

  1. OSのインストールメディアを使用してレスキューモードで起動します。
  2. mdadmコマンドで展開先デバイスのUUIDを確認します。
    実行例
    # mdadm --detail --scan
    ARRAY /dev/md/imsm0 metadata=imsm UUID=f02662e8:34914754:b78c2532:4ead8394
    ARRAY /dev/md/Volume0_0 container=/dev/md/imsm0 member=0 UUID=d4e68c5d:955a4461:b594995b:51dc290c
  3. システムのルート(/)や/bootなどのパーティションをマウントします。
    レスキュー起動時に「1) Continue」を選択していた場合はマウントされています。または、mountコマンドを使用して手動でマウントしてください。
  4. chrootでルートパーティションを変更します。
    実行例
    # chroot /mnt/sysroot
  5. /etc/default/grubファイルを変更します。
    GRUB_CMDLINE_LINUX行にあるrd.md.uuidのUUIDを、2.で確認したUUIDに変更します。
    変更例
    GRUB_CMDLINE_LINUX="crashkernel=auto resume=UUID=059e4e2f-9c37-41fe-afc6-c657987e192f rd.md.uuid=d4e68c5d:955a4461:b594995b:51dc290c rd.md.uuid=f02662e8:34914754:b78c2532:4ead8394 rhgb quiet"
  6. grub2-mkconfigコマンドを実行し、/boot/efi/EFI/redhat/grub.cfgを変更します。
    実行例
    # grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/redhat/grub.cfg
  7. システムを再起動して、OSが起動することを確認します。

カタログ・ご紹介資料で詳しく知る

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