RDBローダ型の区切り文字(デリミタ)、引用符を指定する際の注意事項について

RDBローダ型の区切り文字(デリミタ)、引用符を指定する際に注意事項はありますか。
基本的に1バイト文字であれば、区切り文字、引用符として指定できます。区切り文字の場合は、TAB文字も指定できます。
指定された区切り文字、引用符と同じ文字がデータ中に存在した場合、そこを項目の区切りと認識してしまう場合がありますので、その場合は区切り文字や引用符を変更するなどの対処を行ってください。

区切り文字に関しては、Oracle形式、Symfoware形式のように文字項目データが引用符(ダブルクォート 等)で囲まれている場合は、指定された区切り文字とデータが同じ文字であっても、項目区切りは正しく認識されます。

informix形式のように、文字項目データを引用符(ダブルクォート 等)で囲む事ができない場合は、データなのか区切り文字なのか区別がつかず誤動作する場合があります。また、SJISのRDBローダ型ファイルを入力とする場合、日本語文字の後半1バイトと区切り文字(上記記載の通り、文字項目データが引用符で囲まれている場合は除く)、引用符のコードが重なりそこを項目の区切りと認識してしまう場合があります。
例)日本語データ ’- (全角マイナス)’ ・・・ 0x817C
  区切り文字,引用符 ’| (パイプ記号)’ ・・・ 0x7C

CSV形式で扱える引用符・区切り文字を、以下のASCIIコード表に示します。

01234567
0  SP0@P`p
1  !1AQaq
2  "2BRbr
3  #3CScs
4  $4DTdt
5  %5EUeu
6  &6FVfv
7  '7GWgw
8  (8HXhx
9  )9IYiy
A  *:JZjz
B  +;K[k{
C  ,<L\l|
D  -M]m}
E  .>N^n~
F  /?O_o 
:使用可  :使用不可
製品・サービス区分SIMPLIA
製品・サービス情報
対象製品TF-MDPORT
バージョン
プラットフォームWindows、Solaris、Linux
アンサー種別技術サポート
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