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本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

Japan

今までに発表した製品
FUJITSU Storage データ交換サポートユーティリティ

データ交換サポートユーティリティは2019年3月29日に販売終息しました。
本ページで紹介している情報は2019年3月29日時点のものです。

メインフレームと基幹IA/UNIX/PCサーバのデータ交換を可能にするソフトウェア

概要

データ交換サポートユーティリティは、メインフレームに接続されているLTO テープ装置と基幹IA/UNIX/PCサーバに接続されているLTO テープ装置の間でスタンダードラベル形式(SL形式)によるデータ交換を実現します。
Solaris版、Windows版、Linux版があります。

特長・機能

データ交換サポートユーティリティは、サーバ上で動作するドライバソフトウェアです。
大容量/高速なLTO カートリッジテープを使用したメインフレーム環境と基幹IA/UNIX/PCサーバ環境のデータ交換が可能です。

データ交換が可能なラベル形式

  • Solaris/Linux: 富士通OS IV形式のスタンダードラベル形式 注1
  • Windows: スタンダードラベル形式およびノン・ラベル形式 注1

(注1)メインフレームでカートリッジテープを用いたデータ交換等に使われる書き込み形式の種類。
Windows版/PRIMEQUEST(Windows)版製品のみ ノン・ラベル形式での書き込みをサポート(Solaris/LinuxではOS標準のddコマンドにてノン・ラベル形式へ対応可能)。

データ交換可能なレコード形式

  • 固定長形式(書き込み・読み込み)
  • 不定長形式(書き込み・読み込み)
  • 可変長形式(書き込み・読み込み)注2

(注2)Solaris版, Linux版のみ(レコード長及びブロック長データを含んだデータをアプリケーション側で準備できる場合にのみ書き込みが可能)

マルチファイル形式

  • 1つのボリューム内に複数のファイルを書き込む、マルチファイル形式での書き込み・読み込みをサポート

マルチボリューム形式

  • 複数のボリュームにファイルを書き込む、マルチボリューム形式での書き込み・読み込みをサポート

スタンダードラベル形式の初期化

  • 先頭のラベル情報のみ作成するスタンダードラベル形式を初期化する。初期化処理を行い、その後データを書き込む運用に対応。

カートリッジテープの内容を表示

  • カートリッジテープに書き込まれた内容をダンプ表示する。

システム構成図

FUJITSU Storage データ交換サポートユーティリティ システム構成図

(注) ドライバはOS標準を使用します。

動作環境

サーバ名 動作OS
基幹IAサーバ PRIMEQUEST
500Aシリーズ
Red Hat Enterprise Linux AS(v.4 for Itanium)
Red Hat Enterprise Linux 5 for Itanium
Microsoft® Windows Server® 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems
Microsoft® Windows Server® 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems
基幹IAサーバ PRIMEQUEST
1000シリーズ
Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for EM64T)
Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for EM64T)
Microsoft® Windows Server® 2003, Standard x64 Edition
Microsoft® Windows Server® 2003, Enterprise x64 Edition
Microsoft® Windows Server® 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft® Windows Server® 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Microsoft® Windows Server® 2008 Standard (64-bit)
Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise (64-bit)
SPARC M10/SPARC Enterprise Solaris 10 Operating System
PRIMEPOWER
S series(Sun Fire)
Solaris 10 Operating System
PCサーバ PRIMERGY Microsoft® Windows Server® 2003, Standard Edition
Microsoft® Windows Server® 2003, Enterprise Edition
Microsoft® Windows Server® 2003 R2, Standard Edition
Microsoft® Windows Server® 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft® Windows Server® 2008 Standard(32-bit)
Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise(32-bit)
Microsoft® Windows Server® 2003, Standard x64 Edition
Microsoft® Windows Server® 2003, Enterprise x64 Edition
Microsoft® Windows Server® 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft® Windows Server® 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Microsoft® Windows Server® 2008 Standard (64-bit)
Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise (64-bit)
Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86)
Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)
Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for x86)
Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for x86)
Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for EM64T)
Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for EM64T)

(注1)接続可能なハードウェア情報は、LT20 S2,LT40 S2,LT60 S2,LT20,LT40,LT60,LT200,LT210,LT220の製品情報をご覧ください。

(注2)サーバの接続や接続構成によってご使用できない場合がありますので、問い合わせ窓口までお問い合わせください。

サポート機種

種別 機種
サーバ 基幹IAサーバ PRIMEQUEST
UNIXサーバ SPARC M10/SPARC Enterprise
UNIXサーバ PRIMEPOWER
UNIXサーバ S series(Sun Fire)
PCサーバ PRIMERGY
テープライブラリ 基幹IA/UNIX/PCサーバ向け
  • ETERNUS LT20 S2 テープライブラリ
  • ETERNUS LT40 S2 テープライブラリ
  • ETERNUS LT60 S2 テープライブラリ
  • ETERNUS LT140 テープライブラリ
  • ETERNUS LT20 テープライブラリ
  • ETERNUS LT40 テープライブラリ
  • ETERNUS LT60 テープライブラリ
  • ETERNUS LT200 テープライブラリ
  • ETERNUS LT210 テープライブラリ
  • ETERNUS LT220 テープライブラリ
データ交換先テープ装置 メインフレーム向け
  • ETERNUS LT80 S2 テープ装置
  • ETERNUS LT80 テープ装置
  • ETERNUS LT100 テープ装置

よくあるご質問(FAQ)

Question

1.製品の購入に関して

  1. サーバ毎の購入が必要ですか?
  2. 1つの製品で各種OSに対応していますか?

2.機能に関して

  1. データ交換可能なラベル形式はどの様な形式ですか?
  2. UNIX系OS向け製品ではなぜノンラベル形式がサポートされないのですか?
  3. データ交換可能な書き込み形式はどの様な形式ですか?
  4. マルチボリュームはサポートされますか?
  5. データ部分のコード変換は行われますか?
  6. JISラベルはサポートされますか?
  7. データ交換可能なメインフレーム側のテープ製品は?
  8. 使用可能なカートリッジテープの種類は?
  9. カートリッジテープの初期化処理は可能ですか?
  10. Linux製品版のエンコード設定は、「Unicode(UTF-8)」に対応していますか?

3.使用環境に関して

  1. バックアップソフトウェアとテープ装置を共用できますか?
  2. Windows環境でBrightStor ARCserve Backupがインストールされた環境で使用可能ですか?
  3. Windows環境でRSMとの関係はどの様になりますか?

Answer

1.製品の購入に関して

  1. サーバ毎の購入が必要ですか?

    本製品はサーバライセンス製品です。
    メディアパックとインストールをするサーバ、またはハードウェアパーティション毎のライセンスの購入が必要です。

  2. 1つの製品で各種OSに対応していますか?

    各装置/OS毎に製品が分かれていますので、ご使用となるサーバ/OS環境に合わせた製品を購入願います。

2.機能に関して

  1. データ交換可能なラベル形式はどの様な形式ですか?

    製品毎に提供している機能に違いがあります。
    Solaris/LinuxのOS向け製品は、富士通OS IV形式のスタンダードラベル形式への対応が可能です。
    WindowsのOS向け製品は、スタンダードラベル形式およびノンラベル形式への対応が可能です。

  2. UNIX系OS向け製品ではなぜノンラベル形式がサポートされないのですか?

    UNIX系OSではOS標準のddコマンドを使用する事でノンラベル形式への対応が可能であるため、製品としての機能は、提供しておりません。
    WindowsのOSではUNIX系OSのddコマンドのような機能が無いため、提供しています。

  3. データ交換可能な書き込み形式はどの様な形式ですか?

    以下の形式をサポートしています。

    • 固定長形式(書き込み・読み込み)
    • 不定長形式(書き込み・読み込み)
    • 可変長形式(書き込み・読み込み)

    (注)Solaris版, Linux版のみ(レコード長及びブロック長データを含んだデータをアプリケーション側で準備できる場合にのみ書き込みが可能)

  4. マルチボリュームはサポートされますか?

    サポートします。

  5. データ部分のコード変換は行われますか?

    本製品では、ユーザーデータ部分のコード変換は行いません。
    データのコード変換が必要な場合には、他のソフトなどで行う必要があります。

  6. JISラベルはサポートされますか?

    JISラベルはサポートしていません。

  7. データ交換可能なメインフレーム側のテープ製品は?

    メインフレーム向け ETERNUS LT80 S2, ETERNUS LT80, LT100 テープ装置及びETERNUS LT160 テープライブラリです。

  8. 使用可能なカートリッジテープの種類は?

    LTOフォーマットによる仕様から以下のような組み合わせです。
    なお、Ultrium1,5,6 カートリッジテープでの交換はできません。

    使用可能なカートリッジテープ

    テープ装置 カートリッジテープ
    装置名 搭載ドライブ LTO Ultrium2 LTO Ultrium3 LTO Ultrium4 LTO Ultrium5 LTO Ultrium6
    LT80 S2 LTO
    Ultrium5
    Read ばつ まる まる まる ばつ
    Write ばつ ばつ まる まる ばつ
    LTO
    Ultrium6
    Read ばつ ばつ まる まる まる
    Write ばつ ばつ ばつ まる まる
    LT80 LTO
    Ultrium2
    Read まる ばつ ばつ ばつ ばつ
    Write まる ばつ ばつ ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium3
    Read まる まる ばつ ばつ ばつ
    Write まる まる ばつ ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium4
    Read まる まる まる ばつ ばつ
    Write ばつ まる まる ばつ ばつ
    LT100 LTO
    Ultrium3
    Read まる まる ばつ ばつ ばつ
    Write まる まる ばつ ばつ ばつ
    テープライブラリ カートリッジテープ
    装置名 搭載ドライブ LTO Ultrium2 LTO Ultrium3 LTO Ultrium4 LTO Ultrium5 LTO Ultrium6
    LT20 S2 LTO
    Ultrium3
    Read まる まる ばつ ばつ ばつ
    Write まる まる ばつ ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium4
    Read まる まる まる ばつ ばつ
    Write ばつ まる まる ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium5
    Read ばつ まる まる まる ばつ
    Write ばつ ばつ まる まる ばつ
    LTO
    Ultrium6
    Read ばつ ばつ ばつ ばつ ばつ
    Write ばつ ばつ ばつ ばつ ばつ
    LT40 S2 LTO
    Ultrium3
    Read まる まる ばつ ばつ ばつ
    Write まる まる ばつ ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium4
    Read まる まる まる ばつ ばつ
    Write ばつ まる まる ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium5
    Read ばつ まる まる まる ばつ
    Write ばつ ばつ まる まる ばつ
    LTO
    Ultrium6
    Read ばつ ばつ ばつ ばつ ばつ
    Write ばつ ばつ ばつ ばつ ばつ
    LT60 S2 LTO
    Ultrium4
    Read まる まる まる ばつ ばつ
    Write ばつ まる まる ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium5
    Read ばつ まる まる まる ばつ
    Write ばつ ばつ まる まる ばつ
    LTO
    Ultrium6
    Read ばつ ばつ ばつ ばつ ばつ
    Write ばつ ばつ ばつ ばつ ばつ
    LT20 LTO
    Ultrium3
    Read まる まる ばつ ばつ ばつ
    Write まる まる ばつ ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium4
    Read まる まる まる ばつ ばつ
    Write ばつ まる まる ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium5
    Read ばつ まる まる まる ばつ
    Write ばつ ばつ まる まる ばつ
    LT40 LTO
    Ultrium3
    Read まる まる ばつ ばつ ばつ
    Write まる まる ばつ ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium4
    Read まる まる まる ばつ ばつ
    Write ばつ まる まる ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium5
    Read ばつ まる まる まる ばつ
    Write ばつ ばつ まる まる ばつ
    LT60 LTO
    Ultrium4
    Read まる まる まる ばつ ばつ
    Write ばつ まる まる ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium5
    Read ばつ まる まる まる ばつ
    Write ばつ ばつ まる まる ばつ
    LT200 LTO
    Ultrium3
    Read まる まる ばつ ばつ ばつ
    Write まる まる ばつ ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium4
    Read まる まる まる ばつ ばつ
    Write ばつ まる まる ばつ ばつ
    LT210 LTO
    Ultrium2
    Read まる ばつ ばつ ばつ ばつ
    Write まる ばつ ばつ ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium3
    Read まる まる ばつ ばつ ばつ
    Write まる まる ばつ ばつ ばつ
    LT220 LTO
    Ultrium3
    Read まる まる ばつ ばつ ばつ
    Write まる まる ばつ ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium4
    Read まる まる まる ばつ ばつ
    Write ばつ まる まる ばつ ばつ
    LT160 LTO
    Ultrium1
    注1
    Read ばつ ばつ ばつ ばつ ばつ
    Write ばつ ばつ ばつ ばつ ばつ
    LTO
    Ultrium2
    Read まる ばつ ばつ ばつ ばつ
    Write まる ばつ ばつ ばつ ばつ

    (注) まる: 使用可能, ばつ: 使用不可能

    (注1) LTO Ultrium1 テープドライブは、LTO Ultrium1 カートリッジテープのみRead / Write可


  9. カートリッジテープの初期化処理は可能ですか?

    可能です。

  10. Linux製品版のエンコード設定は、「Unicode(UTF-8)」に対応していますか?

    Linux製品版のV/Lが1.3.1以上で対応済です。
    但し、Linux製品版のV/Lが1.3.1以前の場合にはエンコード設定が、「Unicode(UTF-8)」に設定されていると、文字が正しく表示されないことがあります。
    以下の設定を行ってください。

    エンコード設定を「EUC」とする。

    上記エンコード設定後も文字が正しく表示されない場合は、以下コマンド入力で環境変数を変更してください。

    # export LANG =ja_JP.UTF-8

3.使用環境に関して

  1. バックアップソフトウェアとテープ装置を共用できますか?

    共用できません。
    データ交換用のテープ装置をバックアップソフトと共用する使用方法はサポートしていません。
    データ交換専用のテープ装置を設定願います。

  2. Windows環境でBrightStor ARCserve Backupがインストールされた環境で使用可能ですか?

    BrightStor ARCserve Backupがデータ交換用のテープ装置も制御下に定義してしまうために、使用できなくなります。このため、データ交換処理を行う際には、BrightStor ARCserve Backupを停止する必要があります。

  3. Windows環境でRSMとの関係はどの様になりますか?

    RSMが動作すると、本ソフトの動作に影響がでます。
    本ソフトをご使用の場合には、RSMを無効化してからご使用願います。

技術資料

関連マニュアル

資料名 版数 マニュアルコード
データ交換サポートユーティリティ ユーザーズガイド (Oracle Solaris版) 2014年12月版 B0113P-0100-07

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