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Fujitsu

Japan

今までに発表した製品
FUJITSU Storage ETERNUS TR5040/TR5060/TR5080 仮想化環境専用ストレージ

ETERNUS TR5040/TR5060/TR5080 仮想化環境専用ストレージは、2017年12月28日に販売終息しました。本ページで紹介している情報は、2017年12月28日時点のものです。
本製品の後継製品は、オールフラッシュ構成のETERNUS TR6000 series 仮想化環境専用ストレージです。


製品変遷


概要

安定した性能

  • すべてSSDのオールフラッシュ構成、2Uのサイズで最大5千台の仮想マシンで安定稼働を実現
  • 仮想マシンの稼働状況に合わせて、ストレージの性能チューニングを自動的に実施
  • 仮想マシンに単位にIOPSの上限値と下限値を手動設定可能

仮想化環境のシンプルな運用管理

  • ストレージの性能と容量のサマリーをダッシュボードに表示するため、複雑な操作をすることなくストレージの稼働状況を把握できるため、仮想マシンが増えるたびに煩雑になる仮想化環境の運用管理を簡素化し、運用工数を大幅に削減
  • 遅延時間(レイテンシー)の詳細をホスト(サーバ)、ネットワーク、 フラッシュ、コンテンション(過負荷)、スロットル(QoS上限設定)毎に可視化
  • 仮想マシン単位にレイテンシーを一覧表示でき、従来は特定が難しかった遅延の特定と切り分けが可能

柔軟な拡張と統合管理

  • 仮想マシンの性能や容量が不足時には、ベース装置もしくは増設用SSDを追加するだけで、複雑な設定をすることなく拡張可能
  • プラットフォーム「TR Global Center」により複数台のETERNUS TR seriesを一元管理可能
  • 「TR Global Center Advanced」(オプション)を使用することで、複数筐体のストレージリソースをプール化し、VM単位のスケールアウトが可能

データの保護

  • 仮想マシン単位にスナップショットを取得し、仮想マシン単位/ファイル単位注1にリストアが可能。 また、任意のタイミングのスナップショットから効率的にリストアが可能注1
  • 現時点のデータ、および、過去のスナップショットから最大500VMまでクローンを作成可能
  • レプリケーション(オプション)では、必要な仮想マシンのみを遠隔地に転送可能
  • データは重複排除・圧縮されており、AES-256bit方式を使った強固な暗号化(オプション)によるセキュアなデータ保管が可能

簡単かつ短時間での導入

  • 仮想化環境の用途や規模に応じてベース装置のモデルを選択するだけで、RAIDやLUNなどの煩雑な構成設計が不要

(注1) SyncVM(オプション)使用時

仕様・諸元

装置仕様

  TR5040 TR5060 TR5080
コントローラー構成 デュアルコントローラー(Active/Standby)
実効容量 注1 35TB/77TB注2 35TB/69TB/
154TB注2
69TB/139TB/
308TB注2
SSD構成 960GB×13 or 960GB×24 960GB×13 or 1.9TB×13 or 1.9TB×24 1.9TB×13 or 3.8TB×13 or 3.8TB×24
プロトコル NFS、SMB 3.0
インターフェース注3 業務用 10GbE(SFP+ or RJ45)×2 10GbE(SFP+ or RJ45)×2 or ×4
管理用 10GbE(RJ45)×2
Replication用 管理LANまたは、業務LANを利用
I/O性能(IOPS) 80,000 95,000 157,000
最大VM数注4 1,500 2,500 5,000
最大VDISK数 4,500 7,500 15,000
ハイパーバイザー Windows Server® 2012 R2
VMware® vSphere™ 5.1 / 5.5 / 6.0
Red Hat Enterprise Virtualization 3.3 / 3.4
Citrix XenServer 6.5 ESP1012
デスクトップ仮想化 VMware® Horizon™、Citrix® XenDesktop™
外形寸法 [ピッチ数] W483×D800×H89mm [2U]
ラックマウント
最大質量 36.0kg
電源条件 電圧 100~140V / 200~240V
相数 単相
周波数 50Hz, 60Hz
消費電力
(標準/最大)
[皮相電力
(標準/最大)]
AC100V-140V 405W/1,020W
[464VA/1,130VA]
435W/1,020W
[498VA/1,130VA]
495W/1,020W
[566VA/1,130VA]
AC200V-240V 405W/1,220W
[464VA/1,350VA]
435W/1,220W
[498VA/1,350VA]
495W/1,220W
[566VA/1,350VA]
最大発熱量 4,392kJ/h
周囲環境条件 温度 10~35℃(動作時), -40~70℃(非動作時)
湿度 8~90%(動作時), 5~95%(非動作時)

(注1) 1kByte=1,000Byteとして、RAID6にてフォーマットして計算した容量です。お客様の使用環境によって使用可能容量は異なります。
(注2) SSDでの圧縮・重複排除により5倍のデータ削減効果を想定した値です。
(注3) コントローラあたりのポート数を示します。
(注4) 最大VM数は実効容量や処理能力に制限されます。

特長・機能

安定した性能

ETERNUS TR seriesは、仮想マシンの稼働状況に合わせて、ストレージの性能チューニングを自動で行ないます。
ハイパーバイザーから得られた負荷情報をもとに、配分するI/Oリソースを10分毎に見直し、各仮想マシンのストレージ性能を最適化します。
一部の仮想マシンで突発的にI/Oが発生した場合も、利用可能なI/Oリソースから自動割当するため、他の仮想マシンは影響をうけることなくシステム全体の安定稼働を実現します。
また、仮想マシン単位にIOPSの上限値と下限値を手動設定することも可能です。管理GUI上で稼働状況を確認しながらドラッグ&ドロップで簡単に設定できます。

安定した性能 の図

仮想化環境のシンプルな運用管理

ETERNUS TR seriesは、ストレージの性能と容量のサマリーをダッシュボードに表示するため、複雑な操作をすることなくストレージの稼働状況を把握できます。仮想マシンが増えるにつれて煩雑になる仮想化環境の運用管理を簡素化する事で運用工数を大幅に削減できます。
また、遅延時間(レイテンシー)の詳細をホスト(サーバ)、ネットワーク、フラッシュ、ディスク注1、コンテンション(過負荷)スロットル(QoS上限設定)毎に可視化できます。さらに仮想マシン単位にレイテンシーを一覧表示でき、従来は特定が難しかった遅延の特定と切り分けが可能です。

仮想化環境のシンプルな運用管理 の図

(注1) ETERNUS TR800 seriesのみ

柔軟な拡張と統合管理

ETERNUS TR seriesは、仮想マシンの性能や容量が不足した場合、ベース装置もしくは増設用SSD注2を追加するだけで、複雑な設定をすることなく拡張可能です。また複数台のETERNUS TR seriesを一元管理するプラットフォーム「TR Global Center」により、最大32台の筐体、VM数にして10万台以上を単一のコンソールで集中管理できます。
さらに「TR Global Center Advanced」(オプション)を使用することで、複数筐体のストレージリソースをプール化し、VM単位のスケールアウトが可能になります。1台からスタートし、最大で32台、10PBという巨大なストレージプールに仮想マシンを稼働させることができます。VMの稼働状況から容量、性能の不足を判断した場合、複数のETERNUS TR series間で自動的にVMの移行します。これらにより、筐体を意識することなく、業務単位でストレージリソースの最適化ができます。

(注2) ETERNUS TR5000 seriesのみ

柔軟な拡張と統合管理 の図

データの保護

ETERNUS TR seriesは、スナップショット、クローニング、レプリケーション(オプション)を仮想マシン単位に実行できます。
スナップショットでは、仮想マシン単位にスナップショットを取得し、日/週/月毎にスケジュール設定が可能です。 また、SyncVM(オプション)を使用することで、任意のタイミングのスナップショットから効率的にリストアが可能。さらに、仮想マシン単位のみならず、仮想マシン内のファイル単位でもリストアが可能です。
クローニングでは、現時点のデータ、および、過去のスナップショットからクローンを作成可能です。追加ディスク領域も必要としない、高速なクローニング動作で最大500VMまで一度にクローン作成が可能です。
レプリケーションでは、必要な仮想マシンのみを遠隔地に転送可能です。データは重複排除・圧縮されており、AES-256bit方式を使った強固な暗号化(オプション)によるセキュアなデータ保管が可能です。

データの保護 の図

簡単かつ短時間での導入

ETERNUS TR seriesは、RAIDやLUNなどの煩雑な構成設計が不要です。
仮想化環境の用途や規模に応じてベース装置のモデルを選択するだけで簡単に構成が決まります。
また、ハイパーバイザーや仮想マシンからの接続に必要な最小限の設定項目しかなくパラメーターシートも10分ほどで作成できます。
さらに、機器導入後のラッキングと設定作業も40分程度で完了し、すぐにでも利用可能です。

簡単かつ短時間での導入 の図

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