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処理性能と最大容量が大幅に強化されたミッドレンジモデル
ETERNUS AX4100/ETERNUS HX6100が企業のDXを牽引

2020年10月13日

企業ITシステムのモダナイゼーション、
成功の鍵はストレージの選択にあり

現代のビジネスには、変化を続ける市場の要求に応えるためのスピードと柔軟性が求められます。デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)、AI、5G、IoT、クラウド、サイバーセキュリティ、クラウド、データといったテクノロジーを効果的に活用できる環境を用意しなければ、企業の競争力を維持することはできません。

なかでも“データの活用”は、あらゆる分野のビジネスで最重要のミッションといえます。企業に蓄積されるデータ量は爆発的に増加し続けており、データ管理と利活用の強化はもはや不可欠。刷新・強化を繰り返して複雑化したITシステムを見直し、現代のビジネス要件に対応するためのモダナイズを施す必要があります。

富士通では、こうしたニーズに対応するソリューションとして、ITシステムにおけるデータ活用の中核を成す「ストレージ」製品の拡充を図っており、ファイル/ブロックアクセスの両方に対応するユニファイドストレージのETERNUS AX seriesとETERNUS HX seriesを展開しています。AXはオールフラッシュ(A)モデル、HXはSSDとHDDのハイブリッド(H)モデルとなっており、用途に合わせて選択することが可能です。

これまでは、小規模・中規模システム向けのエントリーモデルとなる「AX1100/2100」や「HX2100/2200」をリリースしていましたが、今回、シリーズ初のミッドレンジモデルとなるETERNUS AX4100とETERNUS HX6100の提供を開始。ポートフォリオを強化し、より大容量・高パフォーマンスを必要とする利用シーンで活用することが可能となりました。

ETERNUS AX series / ETERNUS HX series の新ミッドレンジモデル

オールフラッシュアレイ ETERNUS AX4100

インテル® Xeon® Sliverプロセッサー搭載
デュアルプロセッサにより高い処理性能と信頼性を実現し、高負荷アプリケーションやVDI環境で高いパフォーマンスを発揮。

ハイブリッドアレイ ETERNUS HX6100

インテル® Xeon® Sliverプロセッサー搭載
デュアルプロセッサにより高い処理性能と信頼性を実現し、仮想化・ファイルサーバ環境で高いパフォーマンスを発揮。

オールフラッシュとハイブリッド製品双方に、
機能を強化した最新モデルが登場

ETERNUS AX/HX seriesは、20年以上の歴史を持ち、多くの企業のITシステムに採用されていたETERNUS NR1000 seriesの後継製品となります。高度なセキュリティと優れた管理・運用性を実現する専用OS「ONTAP」を搭載するなど、ETERNUS NR seriesの特長はそのままに、最新のストレージテクノロジーを盛り込み、機能強化が図られています。

最新モデルとなる「AX4100/HX6100」では、デュアルプロセッサを搭載することで高い処理性能を実現しています。さらにFC32GやNVMeなどの最新規格を採用するほか、REST APIに対応するなど拡張性にも優れているのが共通の特長です。

「AX4100」は、オールフラッシュ構成で高いIOPS性能を実現するなど、ETERNUS NR seriesのハイエンドモデルに迫る性能を持ったミッドレンジモデルとなります。NVMe/RoCE によるドライブ接続と NVMe/FC によるホスト接続により、エンドツーエンド(端から端まで)のNVMe 接続をサポートする「エンドツーエンド NVMeシステム」を実装し、オールフラッシュストレージのボトルネックといえるインターフェース部分の高速化を実現。これにより、仮想デスクトップ(VDI)、クラウド、開発環境など高度な処理性能が求められる用途において大きな効果を発揮できるようになりました。また、専用アクセラレーターを搭載することで、エントリーモデルと比べて圧縮や重複排除の処理性能が大幅に向上しており、容量あたりのコストパフォーマンスにも優れています。また、NAS機能を省いたSAN専用バージョン(ASA)も用意されており、用途に合わせて選択することで、よりシンプルな構築・運用が可能となっています。

「HX6100」は、容量・性能・価格のバランスに優れたハイブリッド(SSD+HDD)ストレージです。エントリーモデルと比べて、容量とドライブ数が増加し、不揮発性メモリの採用などの機能強化が図られています。複数ビジネスワークロードの統合やファイルサーバーの構築といった用途に好適な製品となっており、ITシステムのモダナイゼーションにおいて重要な役割を果たしてくれます。

ミッドレンジモデルとしてAX4100とHX6100がラインナップに加わったことで、ETERNUS AX/HX seriesは、よりハイパフォーマンスに向けたITシステムの構築にも対応できるようになりました。エントリーモデルと比較すると、処理性能は最大2.5倍(注1)、最大容量は5.0倍(注2)に向上しています。デュアルプロセッサと専用アクセラレーターによりデータの圧縮や重複排除の処理性能もアップしており、大規模基幹業務システムのパフォーマンス改善を図る際にも見逃せない選択肢となるでしょう。

  • 注1:
    AX4100 NVMe/FCとAX2100 FCのSANブロックアクセス性能比較
  • 注2:
    HX6100とHX2100の物理容量比較

NetApp社との強力なパートナーシップや、
各種ソフトウェアとの連携にも注目

ETERNUS AX/HX seriesは、富士通とNetApp社が2019年に締結した、DXを支えるデータマネジメントインフラの提供に向けた戦略的パートナーシップの一環として開発されたストレージ製品です。富士通は、20年以上にわたってNetApp社と密接な協業関係を築いており、サポート面での協力体制をはじめ、ハイブリッドクラウドへの対応や製品SLAの向上など、さまざまなメリットをもたらしています。

 

また、さまざまなアプリケーションやサービスと連携できることも、ETERNUS AX/HX seriesの大きな特長となります。昨今では、働き方改革や新型コロナウイルス感染症の拡大の影響もあり、時間や場所を選ばす業務を行えるテレワーク環境が急速に浸透。仮想デスクトップ(VDI)を導入してテレワークを実現している企業も増えてきています。ETERNUS AX/HX seriesは、仮想化環境のバックアップに特化したデータ保護ソリューション「Veeam Backup & Replication」との連携に対応しており、VDI基盤のストレージとして十分な応答性と容量を備えていることはもちろん、VDI環境のバックアップ体制も容易に構築可能。データの安全性を担保したテレワーク環境の実現を強力に支援してくれます。

このほかにも、ETERNUS AX/HX seriesは多様なソフトウェアとの連携に対応しており、用途に合わせて組み合わせることで、より効果的なデータを利活用できるようになります。拡大の一途をたどるテレワーク需要にも、大規模VDI環境の快適な運用(「AX4100」が好適)や、パフォーマンスの高い大容量ファイルサーバーの構築(「HX6100」が好適)などで、大きな効果が期待できるでしょう。

ETERNUS AX/HX seriesは、ITモダナイゼーションの実現を強力に支援するソリューションです。「AX4100」「HX6100」がラインナップに加わったことで、より高度な処理を必要とするシステムにも適用できるようになりました。いまDXを実現したい企業にとって、同ソリューションを検討する価値は大いにあるといえます。

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