[Windowsで保護された印刷モード]に関する注意事項について
2024年10月にマイクロソフト社からリリースされたWindows 11 2024 Updateで新たに[Windowsで保護された印刷モード]という機能が導入されました。
この機能は初期設定で無効になっていますが、この機能を有効にすると、インストールしていたPS5000シリーズおよびVSPシリーズのプリンタドライバがWindowsによって自動的に削除され、印刷できなくなります。
- 発生する事象
後述の発生条件を満たすとき、以下の事象が発生します。- 新規にプリンタドライバのインストール、ポート作成、プリンタ(デバイス)の追加ができなくなります。
- すでにプリンタドライバがインストールされていた場合、そのプリンタドライバや、そのドライバで作成したプリンタ(デバイス)が削除されます。
- 発生条件
下記の両方の条件を満たすときに発生します。- Windows 11 2024 Update(Windows 11, version 24H2)以降
- [Windowsで保護された印刷モード]機能が有効(初期設定は「無効」)
- 対象
- PS5000シリーズ プリンタドライバ
- VSPシリーズ プリンタドライバ
- 原因
[Windowsで保護された印刷モード]機能の仕様です。
[Windowsで保護された印刷モード]機能を有効にすると、プリンタドライバに関連する脆弱性のリスクが軽減されますが、その結果、対象のプリンタドライバが制限されるためです。 - 対処方法
PS5000シリーズおよびVSPシリーズのプリンタを利用される場合、[Windowsで保護された印刷モード]機能は無効のままにしてください。
[Windowsで保護された印刷モード]機能を無効から有効にすることで、プリンタドライバやプリンタ(デバイス)が削除されてしまった場合、この機能を無効に戻しても削除されたものは元には戻りません。
削除されたプリンタを再度ご利用になりたい場合は、改めてプリンタドライバをインストールし、プリンタ(デバイス)を追加してください。
[公開日 2024年11月29日]
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