TeamCloud/CM 活用事例

「TeamCloud/CM」業態別活用事例
~スーパーや薬局、宅配業者まで~

現金管理運用サービスの「TeamCloud/CM(チームクラウド・シーエム)」は、多くの現場で活用いただき、業務の効率化やセキュリティの強化、現金・取引の見える化などを実現してきました。
実際どのような現場にTeamCloud/CMの入出金機が設置、活用されているのか、設置場所や目的などが異なる4つの事例をご紹介します。

1.スーパーでの活用事例~サービスカウンターの設置~

まず、スーパーマーケットを80店舗以上運営している企業への導入事例をご紹介します。お客様対応で慌ただしい中、現金の扱いも頻繁に行われるスーパーマーケットは、特にTeamCloud/CMの導入に向いていると言えます。

この企業ではTeamCloud/CMの導入前、事務所(金庫室とも呼ばれていました)に金庫と大型計数機を設置していました。

しかし、売上確定作業が複雑で、2つある金庫の合わせ作業も含め非常に工数のかかる状態であり、改善を希望されていました。

そこで、金庫や計数機の役割を合わせ持つTeamCloud/CMの入出金機をサービスカウンター内に設置。回収した現金の精査や金庫のチェックが不要となりました。
また、手のひら静脈認証によりセキュリティも強化され、特別に「金庫開錠者」を設定する必要がなくなり、オペレーションの簡易化が図れました。

サービスカウンター内に設置したことでお客様エリアを離れる必要がなくなり、お客さま対応も無理なく行えるようになっています。

導入の結果、現金管理関係で1日計205分かかっていた業務が、TeamCloud/CM導入後には125分となり、約80分もの工数削減につなげることができました。

2.薬局(ドラッグストア)での活用事例~POSシステム/経理システムの連携~

TeamCloud/CMは、既存のPOSシステムと連携させることで、自動釣銭出金や現金過不足の管理を行うことが可能です。実際に、ある大手薬局チェーンでは、TeamCloud/CMの入出金機でPOS情報を参照できるようにし、釣銭不足状況や差額状況を一目で確認できるようになりました。

また、こちらの薬局チェーンでは、入出金機からクラウドに送られたデータを、お客様の本部システムからも参照できるようにしています。店舗売上から振込金額までを一括突合できるようになり、差額発生時の会計修正も簡易化できるようになりました。現金の流れが簡単に把握できるため、例えば監査時の確認もスムーズに行えるようになりました。

導入の結果、1日あたり現金管理作業時間は約60分も削減でき、月換算で60,000円も人件費を削減することに成功しました。

3.自動車ディーラーでの活用事例~営業担当が会計業務を実施~

ここまでは、小売業で入出金機を店舗に設置するケースを紹介してきましたが、営業担当が外回りで集金してきた現金を管理するようなケースでもTeamCloud/CMが活躍します。

営業担当が出納担当者に都度会計依頼をするような流れだと、依頼の手間がかかりますし、出納担当者に業務負荷が集中してしまうといった課題があります。そこで営業担当の各々が入出金機を使って会計作業を直接実施できるようにします。

このしくみを導入された自動車ディーラーでは、営業担当が集金してきた現金の会計、釣銭の発行などを入出金機に任せられることとなり、出納業務の負荷を軽減するだけでなく、違算発生リスクの低下や、会計遅延などの問題も解決しました。営業担当は各自で入出金機をレジのように扱うことになりますが、操作は非常に簡便です。入金処理に利用する画面は企業ごとにカスタマイズでき、入金の種別がプルダウンから選択できます。

4.宅配業者での活用事例~配達員が釣銭の出金/売上の入金を実施~

最近では宅配需要が増え、届け先で金銭のやり取りをする機会も多くなっています。ハウスクリーニングなど、お客様宅で提供するサービスも同様です。
そうしたサービスにおいても、拠点に入出金機を設置し、配達員、販売員が釣銭の出金や売上の入金を各自で実施できるようにするのはTeamCloud/CMの役目となります。

例えば釣銭の出金は、入出金機を使って、「平日/休日/繁忙」かを選択し、表示された金額で問題ないかを確認して出金ボタンを押すだけ。売上金の入金も、ボタンを押して金額を投入するだけの簡単操作です。いずれも担当者別に処理され、履歴も残るので安心です。

実際に、ある宅配業者がTeamCloud/CMを導入され、経理担当による釣銭準備、売上回収、手作業による現金計数、金額差異時の再チェックなど多くの工数や人員がかかるという問題が解決できました。売上確定も、自動集計された結果を確認するだけなので簡単です。

※経理担当者の主な業務
1日1回 : 売上確認・締め業務 / バラ銭の補充業務(必要時)
警送時 : 警送持参釣銭の補充業務


活用事例として4つお伝えしてきたTeamCloud/CMですが、スーパー、薬局(ドラッグストア)などの小売り業界にとどまらず、現金管理をされているあらゆる企業にご活用いただけるサービスとなっております。業務効率化やセキュリティ、現金・取引の見える化といった課題をお持ちの方は、ぜひ導入をご検討ください。

なお、設置いただく入出金機は、現金の取り扱い規模に応じ、小型機、中型機、大型機の中から選べます。サイズが異なっても共通したアプリケーションが使えるので、店舗ごとにサイズを分けても問題ありません。

入出金機は無線回線を利用しているので、新規導入の際に回線工事等は不要です。お申し込みいただけたらすぐに導入、稼働開始していただけます。

TeamCloud/CMについてご興味のある方は、まずは富士通フロンテックまでお問い合わせください。

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    富士通株式会社、もしくは富士通フロンテック株式会社よりご連絡させていただきます。

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