世界は今、デジタル革新の急激な進展により、社会や産業構造が大きく変化する一方で、気候変動に伴う問題や廃棄物による環境汚染、貧困や人権侵害など、さまざまな社会課題が顕在化してきています。そのような中、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」やパリ協定目標の達成など、地球規模でのサステナブルな社会への取り組みにおいて、企業の果たす役割はますます重要になってきています。

 富士通フロンテックグループでは、富士通グループの全社員の原理原則である「Fujitsu Way」を遵守するとともに、「富士通フロンテック・パーパス」を定め、業務運営の基本方針としています。
 富士通グループは、サステナビリティを事業成長の中核とすべく、「地球環境問題の解決」「デジタル社会の発展」「人々のウェルビーイングの向上」を必要不可欠な貢献分野と位置づけ、マテリアリティとして設定しました。当社も富士通グループの一員として、近年ではSDGsに関する社内啓発、教育をはじめ、マテリアリティやSDGs達成に貢献するソリューション・サービスの開発・提供などに取り組んでいます。環境においては第11期環境行動計画(2023~2025年度)を策定し、事業拠点の温室効果ガス(GHG)排出量の削減、再生可能エネルギーの適用拡大などを推進しています。また、人的資本の充実や健康経営などを経営戦略の重要な柱と位置づけて積極的に取り組んでいます。

 富士通フロンテックグループは、強みであるデジタル技術を活用した「プロダクト」「ソリューション」「サービス」を三位一体で提供し、人と企業、人と社会の新たなつながりを提案することで、お客様や社会に新たな価値を提供します。さらに、自らも企業として継続的に発展することで、より暮らしやすく安心・安全で、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

代表取締役社長
渡部 広史

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