あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様

テクノロジーで進化する自動車保険、安全・安心なクルマ社会の実現を目指して

概要

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様(以下、あいおいニッセイ同和損保)は、テレマティクス自動車保険のパイオニアで、「安全・安心なクルマ社会の実現」を目指し、先進的なサービスの導入を進めています。

交通事故を起こしてしまった場合、ドライバーは負傷者の救護措置、警察への届出等を済ませた上で、損害保険会社に連絡をします。しかしながら、損害保険会社に伝えられる事故の状況は、ドライバーが見たことや記憶している主観的な情報がベースとなっており、その後の示談交渉は時間を要するものになっていました。

このような課題に対して、あいおいニッセイ同和損保は、テレマティクス技術を活用した事故対応システム「テレマティクス損害サービスシステム」の提供を2019年4月より開始しました。ドライブレコーダーなどが事故による衝撃を自動検知し、保険会社に事故の場所に関する情報と映像が送られてきます。このシステムには、映像を解析して信号の色や道路状況などを正確に判別するAI画像認識技術と車両の位置と速度を高精度に推定する富士通がカスタマイズしたユニークなVisual-SLAM技術が採用されています。

あいおいニッセイ同和損保は、本システムの導入と、24時間365日の事故対応サービス『I'm ZIDAN』などを合わせ、対物賠償保険金の支払いまでの日数を50%短縮することを目指しています。あいおいニッセイ同和損保と富士通は、モビリティ社会における事故を起こさない世界の実現というビジョンに向かって、保険商品の進化や新たなサービス開発に共に取り組んでいきます。

[2020年掲載]

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