単位について

自然界でよく使う単位(容量・速さ・長さ)
単位 | 例 |
---|---|
1.8L
(1升瓶) | お酒
![]() |
500ml | ペットボトル
![]() |
200cc | 計量カップ
![]() |
180cc
(1合枡) | 枡
(米屋さん等では1合枡・5合枡・一升枡と使い分けています) ![]() |
15cc | 計量スプーン(大さじ)
(お料理等では小さじ5cc・小々さじ2.5ccと使い分けてます) ![]() |
単位 | 例 |
---|---|
30万km/s | 光の速度
1秒間に進む距離。地球を7周半 ![]() |
230km/h | 新幹線
1時間に進む距離 ![]() |
20km/h | 男子マラソンのトップランナー平均タイム
![]() |
18km/h | 女子マラソンのトップランナー平均タイム
![]() |
4km/h | 大人の平均的な歩く速度
![]() |
単位 | 例 |
---|---|
230km
(キロメートル) | 琵琶湖の周囲
![]() |
333m
(メートル) | 東京タワーの高さ
![]() |
1cm
(センチメートル) 百分の1m | ホタルの体長
![]() |
1mm
(ミリメートル) 千分の1m | 米の5分の1
![]() |
100µm
(マイクロメートル) | 紙の厚さ
![]() |
10µm
(マイクロメートル) | 毛細血管(断面)
![]() |
1µm
(マイクロメートル) 百万分の1m | 大腸菌
![]() |
100nm
(ナノメートル) | ミトコンドリア
![]() |
10nm
(ナノメートル) | ウイルス
![]() |
1nm
(ナノメートル) 10億分の1m | DNAの直径2nm
![]() |
コンピュータの世界でよく使う単位
コンピュータの世界でよく使う単位(容量)
容量~Byte(バイト)・bit(ビット)~
「GB」とは、「Giga Byte(ギガバイト)」の略で、「Byte」はコンピュータの記憶容量を表す単位です。最も小さい単位はbit(ビット)といいます。
(詳細は 磁気ディスク装置の講座へ (593 KB))
1bit(ビット)=1信号(0または1を表す最小単位)
1Byte(バイト)=8bit=半角1文字[半角アルファベット・半角数字・半角記号など]
2Byte(バイト)=16bit=全角1文字[日本語(漢字、ひらがな、カタカナ)・全角アルファベット・全角数字・記号などなど…]
80GBというのは、
フロッピィ(2HD 約1.44MB)では約5,555枚、原稿用紙(400字詰)に例えると、約1億枚です。
コンピュータの世界でよく使う単位(速さ)
速さ~Hz(ヘルツ)~
CPU(注1)はパソコンの頭脳で、プログラム(命令)を読んで実行する大切な部品です。そのCPUの能力を表す単位として、GHz(Giga Hertzギガヘルツ)・MHz(Mega Hertzメガヘルツ)があります。これは、CPUが命令などを1秒間にどれくらい読んだり実行したりできるか、という速さを表しています。CPUの数字が大きいと、処理能力が速いという事です。
注1 CPU:
Central Processing Unit
購入したパソコンに、「CPU1GHz」とあったら、そのCPUは1秒間に10億の信号を読んだり、実行したりすることができるという意味です。
- 1GHz=10億回の信号(処理能力がとても速いパソコン)
- 1MHz=100万回の信号
私達の身近な物、電動歯ブラシでは、1分間-4万回・1秒間-約666回振動しています。
それよりも、もっともっと速いという事ですね
おまけ~2進法と10進法によるパソコンの容量の違い~その1
GB(Giga Byte)の「B」は「Byte」っていうコンピュータの単位なんだ。
じゃあ、「G」って言うのは何?
例えば、たくさんのお金を数える時、「100,000,000円」よりも「1億円」と表記した方がわかりやすいですよね。このように、わかりやすくひとまとまりを表す"万"・"億"・"兆"等を「接頭語」といいます。同様に、"Giga(ギガ)"・"Mega(メガ)"も接頭語です。他に、"Kilo(キロ)"・"Tera(テラ)"等もあります。
ただし、コンピュータの容量などで使われる接頭語については同じ「1GB」、「1MB」、「1KB」といっても量が違う場合があります。
1KBの袋1コに1024文字入っていて、その袋が1024コあるから1MBは、1,048,576文字になるね。そして、1GBとなると、1,073,741,824文字になる。74.5GBにすると、800億文字になるね。
1KBの袋1コに1000文字が入っていて、その袋が1000コあるから、1MBは1,000,000文字になるね。そして、1GBとなると1,000,000,000文字になる。80GBに換算すると、800億文字になるね。
おまけ~2進法と10進法によるパソコンの容量の違い~その2
ところで、赤い袋の方はさ、どうして「1024」なんていう半端な数なの?
どうしてそんなまとまりになるの?それは、コンピュータは2進法を使っているからなんだよ。
2進法?
- 2進法
「0」と「1」の2種類の数字で表現します。2コをひとまとまりとし、2コ目で桁があがります。
【代表例】コンピュータの信号、「10011001…」と文字や数字を表現。 - 10進法
0・1・2・3・4・5・6・7・8・9の10種類の数字で表現します。10コをひとまとまりとし、10コ目で桁があがります。
【代表例】お金の数え方、「1円・1965円…84万円・1億3727万円…」と表現。
この他にも、数字の表現方法はたくさんあります。
- ダース…12をひとまりとする「12進法」
- 分・秒(時間)…60をひとまとまりとする「60進法」
- コンピュータ上で使う色…0~9まで10種類の数字と、A~Fまで6種類のアルファベットを組み合わせて表現される「16進法」(例この色は「d20b37」という色です)
などです。
こうした色々な表現方法がある中で、人間がわかりやすいのは、主に10進法なんだな。一説では、両手の指が、合わせて10本あるから、とも言われているんだ。
ふ~ん。
- ・2進法
80,000,000,000(B)≒1024(=2222222222)1024102474.5(B)
<74.5GB(小数点弟2位以下省略)>
- ・2進法
- 10進法
80,000,000,000(B)=1000(=101010)1000100080(B)
<80GB>
- 10進法
おまけ話
G(ギガ)gigaの語源はギリシア語で「巨人」「巨大な」の意味で、10億をM(メガ)megaの語源はギリシア語で「大量」「偉大な」の意味で、100万を表す接頭語なんだよ。