東京工業大学
拠点名
富士通次世代コンピューティング基盤協働研究拠点
設置日
2022年10月20日
設置場所
東京工業大学 すずかけ台キャンパス G2棟 310号室、312号室(神奈川県横浜市緑区長津田町4259)
研究題目
次世代コンピューティング基盤の確立、およびその技術の社会応用の拡大
研究内容
半導体微細化に依存しないコンピューティングの持続的な性能向上を実現するため、AIやHPC分野のアプリケーションやコンパイラ、アーキテクチャーなどの、さまざまなコンピューティング分野の専門家が協働研究拠点に集い、以下 1 から 4 の研究サイクルを回すことで、ハードウェアとソフトウェア双方の技術革新による次世代コンピューティング基盤の確立を目指す。
- 流体解析などの科学技術計算や大規模、複雑なAI処理を現行のCPUやGPU上で動作させ、性能におけるボトルネックを解析
- 解析結果を踏まえ、さらなる高速化を実現するコンピューティング基盤のアーキテクチャーの探索・設計
- 上記アーキテクチャーを最大限に生かし、かつ移植性を担保するコンパイラなどのソフトスタックを開発
- 1 から 3 で実現した新たなコンピューティング基盤上で各種アプリケーションの動作を解析し最適化
両者の役割
富士通
アプリケーション高速化と効率化に向けたアーキテクチャーの強化や計算リソースの動的最適化などの技術に関し、コンピューティング基盤への適用に向けた評価と検証を行い、効果が見込める要素技術を次世代コンピューティング基盤向け技術として抽出し、製品適用に向けた拡張やハードウェア・ソフトウェアの協調などの応用研究を行う。
主要メンバー
東京工業大学
- 増原英彦(情報理工学院学院長・教授)
増原英彦 – 増原英彦研究室 (titech.ac.jp)
- 遠藤敏夫(教授、学術国際情報センター 先端研究部門)
遠藤 敏夫 ページ (titech.ac.jp)
富士通
- 吉川隆英 (マネージャー、富士通研究所コンピューティング研究所 先端コンピューティングPJ)
関連サイト
東京工業大学オープンイノベーション機構 機構概要 | 機構紹介 | 東京工業大学オープンイノベーション機構(titech.ac.jp)
