富士通の歩み(沿革)
1935年に通信機器のメーカーとしてスタートして以来、富士通は技術力を通じてお客様の問題を解決し、社会に貢献してきました。その歩みを簡単にご紹介します。
1935年
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6月
- 富士電機製造株式会社(現富士電機株式会社)の電話部所管業務(交換、伝送)を分離し、富士通信機製造株式会社(現富士通株式会社)を設立
(シンボルマーク 1935年〜1961年)
当時親会社であった富士電機製造(株)のマークを使用。
富士電機製造(株)の社名の由来である古河の「f」とドイツのシーメンスの「S」を組み合わせたもの。
- 富士電機製造株式会社(現富士電機株式会社)の電話部所管業務(交換、伝送)を分離し、富士通信機製造株式会社(現富士通株式会社)を設立
1938年
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9月
- 新工場(現Fujitsu Technology Park)を竣工し、富士電機の川崎工場より移転
1939年
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- 無線分野進出
1940年
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- 日本初の国産自動交換機「T形交換機」を逓信省に納入
1945年
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12月
- 戦後の電話設備復旧に貢献するため、当社製電話機、富士形3号電話機として逓信省が正式採用
- 戦後の電話設備復旧に貢献するため、当社製電話機、富士形3号電話機として逓信省が正式採用
1949年
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5月
- 東京証券取引所再開と同時に新株式を上場
1953年
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- 株式取引高精算用計算機を試作
1954年
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3月
- 既存の搬送装置を小型化した「M形搬送装置」を完成、電電公社による戦後の通信設備復興に貢献
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10月
- 日本初の実用リレー式自動計算機「FACOM100」を完成
- 日本初の実用リレー式自動計算機「FACOM100」を完成
1956年
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- 富士通初の商用リレー式科学用計算機「FACOM128A」を完成
1958年
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10月
- 日比谷に日本初の電算機ショールームを開設
1962年
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5月
- 「富士通研究所」を研究開発の中核として設置(1968年に(株)富士通研究所として独立、2021年に富士通に統合)
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11月
- 英文社名を「FUJITSU LIMITED」とする
(シンボルマーク 1962年〜1971年)
現社名「富士通」の名称を用いたシンボルマーク。
コンピュータの製造が本格的に始まり社内機構を改革し、「通信工業部」と「電子工業部」の二部制であったことから、「通信と電子の」というキャッチフレーズをマークの上に記載。
- 英文社名を「FUJITSU LIMITED」とする
1964年
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4月
- 日本初のデータ通信システム「FACOM323」を完成、日興証券株式会社に納入
1967年
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3月
- 初の駐在員事務所をニューヨークに開設
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6月
- 「富士通株式会社」に社名を変更
1968年
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- 大型汎用機「FACOM230-60」を発表、大ベストセラーに
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11月
- 全国地銀オンラインシステムを稼動
1971年
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- 米アムダール社に資本参加
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- 日立と次期計算機開発で提携
1972年
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1月
- ビジネスリーダーの育成を目指し、ハワイに「日米経営科学研究所(JAIMS)
」を設立
(シンボルマーク 1972年〜1988年)
青色の「平和」、赤色の「情熱」、白色の「純潔」というコンセプトのもとで制定。
- ビジネスリーダーの育成を目指し、ハワイに「日米経営科学研究所(JAIMS)
1974年
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11月
- 汎用機「FACOM Mシリーズ」を発表
1975年
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- 海底同軸ケーブルシステムを日本で初めて輸出、西独~スウェーデン間(210km、1200ch)を開通
1977年
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8月
- 日本初のスーパーコンピュータFACOM230‐75 APU完成
1979年
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4月
- 汎用コンピュータで漢字を扱える世界初の日本語情報システム「JEF」を発表
1980年
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3月
- コンピュータ売上高で国内トップに躍進
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5月
- 日本語ワードプロセッサ「OASYS 100」を発表
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6月
- 富士通研究所、超高速半導体素子HEMTを発表
1981年
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- 世界初のフルデジタル電子交換機「FETEX-150」、シンガポールから1号機を受注
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5月
- パーソナルコンピュータ「FM-8」を発表
1982年
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8月
- 世界最高速の135Mbps光伝送システムを米MCI社に納入、ニューヨークに設置
1984年
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- 「FACOM Kシリーズ」でオフコン市場トップに
1989年
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- シンボルマークを変更
国際化に伴い、現在の英字表記のシンボルマークに。「FUJITSU」の中央に位置する「j」「i」の上部のマーク(インフィニティマーク)は、「地球」と「太陽」をシンボライズし、宇宙への拡がりと無限の可能性を表現。FUJITSUレッド(赤色)による、チャレンジ、人間的、エキサイティングな企業を象徴。
- シンボルマークを変更
1990年
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11月
- 英ICL社に80%資本参加
1991年
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4月
- 携帯電話ムーバF発表
1992年
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6月
- 情報・通信システムの総合サービス体系「PROPOSE」を発表
1993年
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10月
- Windows時代に対応する国際標準パソコン「FMVシリーズ」を発表
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11月
- スパコン「数値風洞システム」(NWT)※が世界初100GFlops超え
※航空宇宙技術研究所(現JAXA)と富士通が共同で開発
- スパコン「数値風洞システム」(NWT)※が世界初100GFlops超え
1995年
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5月
- 世界最高速CMOS汎用プロセッサと並列処理技術を採用したグローバルサーバ「GS8000シリーズ」を発表
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8月
- 42型のカラーPDP(プラズマディスプレイパネル)を世界で初めて商品化
- 42型のカラーPDP(プラズマディスプレイパネル)を世界で初めて商品化
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12月
- アウトソーシングサービスの拠点として「富士通館林システムセンタ」を開設
1996年
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3月
- 第5回地球環境大賞を受賞
1997年
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9月
- 米アムダール社を100%子会社化
1998年
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10月
- 英ICL社を100%子会社化
1999年
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6月
- 国内初 環境会計制度の導入
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7月
- 事業戦略「Everything on the Internet」を発表
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10月
- 独シーメンス社との合弁で「富士通シーメンス・コンピューターズ」を設立
2000年
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12月
- 世界最大容量の1.76Tbps光波長多重伝送システムが完成(02年に市村産業賞を受賞)
2002年
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- The FUJITSU Way(現Fujitsu Way)を制定
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2月
- プラットフォームコンセプト「TRIOLE」を確立
- プラットフォームコンセプト「TRIOLE」を確立
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- 世界最高速の大型汎用機「GS21 600モデルグループ」を販売開始
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4月
- 欧州、北米のサービス事業を再編し、「富士通サービス」「富士通コンサルティング」を設立
2003年
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- 光伝送システム「FLASHWAVEシリーズ」が国内および北米市場でトップシェアに
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11月
- ソリューションビジネスの戦略拠点として「富士通ソリューションスクエア」を開設
- ソリューションビジネスの戦略拠点として「富士通ソリューションスクエア」を開設
2005年
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4月
- 基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」を発表
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6月
- 非接触型手のひら静脈認証装置「PalmSecure」ビジネスをワールドワイドに展開
- 非接触型手のひら静脈認証装置「PalmSecure」ビジネスをワールドワイドに展開
2006年
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3月
- 海外グループ会社を含めたISO14001グローバル統合認証を取得
2007年
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4月
- オープンシステムの新標準となる最速、高信頼性のSolaris/SPARCサーバ「SPARC Enterprise」を投入
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- フィールドイノベーションを提唱し、フィールド・イノベータの育成を開始
2008年
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3月
- LSI事業を会社分割により分社し、富士通マイクロエレクトロニクス(株)を設立
2009年
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4月
- 富士通シーメンス・コンピューターズを100%子会社化し、富士通テクノロジー・ソリューションズを設立
2010年
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1月
- (株)東京証券取引所の株式売買システムarrowhead稼働
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4月
- クラウド・コンピューティング時代に向けた国内最大規模のショールーム・検証サポート施設「富士通トラステッド・クラウド・スクエア」を開設
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6月
- 富士通のブランドプロミス「shaping tomorrow with you」を策定
2011年
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11月
- スーパーコンピュータ「京」※が世界初の10ペタフロップス超えを達成、2期連続世界1位に
※理化学研究所と富士通が共同で開発
- スーパーコンピュータ「京」※が世界初の10ペタフロップス超えを達成、2期連続世界1位に
2012年
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8月
- 事業継続マネジメントシステムの国際規格「ISO22301」の第三者認証を富士通グループが世界で初めて取得
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10月
- 食・農クラウド「Akisai」提供開始
2013年5月~2014年1月
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- お客様・社会のイノベーションの加速に向けて、クラウド、ビッグデータ、モバイル、セキュリティ製品・サービス群を新たに体系化
2013年
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4月
- 全社ビジョン「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」を基軸に技術・商品を新たに体系化した「Fujitsu Technology and Service Vision」を策定
2014年
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3月
- EMEIA、アメリカ、アジア、オセアニア、日本の5リージョンに再編し新たなグローバルマトリクス体制を構築
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11月
- ビジネス創出とグローバルエコシステム形成に向けたIoTプラットフォームを提供
2015年
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2月
- 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ゴールドパートナーに決定(データセンター)
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6月
- 富士通創立80周年
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9月
- デジタル革新を実現するデジタルビジネス・プラットフォーム「MetaArc」を提供
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11月
- AI技術を「Human Centric AI Zinrai」として体系化
2016年
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1月
- 環境教育出前授業が「LCA日本フォーラム奨励賞」を受賞
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10月
- 富士通研究所、量子コンピュータを実用性で超える新アーキテクチャーを開発
2017年
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2月
- 米フォーチュン誌「世界で最も賞賛される企業」に5年連続で選出
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3月
- 第26回地球環境大賞を受賞
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5月
- 2050年に向けた中長期環境ビジョン「FUJITSU Climate and Energy Vision」を策定
2018年
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5月
- 量子現象に着想を得た、組合せ最適化問題を高速に解く「デジタルアニーラ クラウドサービス」を提供開始
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11月
- 国際体操連盟、富士通の採点支援システムの採用を決定
2019年
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6月
- 音をからだで感じるユーザインタフェース「Ontenna」イベント支援サービスを提供開始
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9月
- 富士通グループAI 倫理外部委員会を設置
2020年
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1月
- Ridgelinez(株)設立
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2月
- 日本初の商用ローカル5Gの運用を開始
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6月
- スーパーコンピュータ「富岳」※がTOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500にて世界第1位を獲得
※理化学研究所と富士通が共同で開発
- スーパーコンピュータ「富岳」※がTOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500にて世界第1位を獲得
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7月
- 富士通グループの行動の原理原則となる「Fujitsu Way」を刷新
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- ニューノーマルにおける新たな働き方「Work Life Shift」を推進
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10月
- 富士通Japan(株)設立
2021年
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10月
- 新事業ブランド「Fujitsu Uvance」を策定
2022年
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4月
- ジョブ型人材マネジメントの対象を一般社員に拡大