5. パソコンと空調
空調とドライアイ
空調によるドライアイは作業時における疲労原因の1つに指摘されています。ドライアイとは涙の減少や質的な変化により、目が炎症を起こすことです。空気が乾燥している時や、エアコンの吹出口から出る風にさらされると、眼が乾いてドライアイや眼の疲れの原因になります。空気が埃やタバコの煙などで汚れていると、弱った目がさらに刺激され、症状がいっそう悪くなる恐れがあります。
空調と身体の痛みやコリ
エアコンの吹出口から出てくる冷たい風が直接身体に当たると、血液の循環が悪くなり、首、肩、腰などの痛みやコリが起こりやすくなります。
空調との付き合い方
パソコンを使う場合は、空気の乾燥やエアコンから吹いてくる風、部屋の冷やしすぎに注意が必要です。暑さや寒さは人によって感じ方が違います。適度に調節して、健康を損なわないようにしましょう。
- 相対湿度は40~70パーセントになるようにし、乾燥している時には加湿器を使いましょう。
- エアコンから吹いてくる冷たい風が身体に当たらないように、風の向きや強さをコントロールしましょう。
- 夏は、部屋の温度を下げすぎないようにします(室内の温度は、17~28度を目安とする)。
- 定期的に換気しましょう。