Poyntingの解析事例をご紹介します。
メタマテリアルに基づく完全吸収体の吸収特性を解析します。電気リング共振器とカットワイヤの表面電流分布を可視化し、基板の誘電率に対する吸収率の依存性を定量的に評価しています。
多層構造を有する周波数選択性表面(FSS)の広帯域な透過特性を解析します。FSSの電界分布を可視化し、金属パッチ幅の依存性を定量的に評価しています。有限サイズの周波数選択板モデルも解析し、ミリ波帯における透過特性を検証しています。
プリント回路基板において誘起される静電気放電ノイズを解析します。基板上に誘起されるノイズの挙動を可視化し、バリスタによるノイズ対策効果を定量的に評価しています。
ノートパソコンにおいて誘起される静電気放電ノイズを解析します。装置内部に誘起されるノイズの挙動を可視化し、対策によるノイズ抑制効果を定量的に評価しています。
自動車用レーダー向けの周波数選択性表面(FSS)の透過特性を解析します。FSSの電界分布を可視化し、金属ストリップ幅の依存性を定量的に評価しています。
特定の周波数のみを遮断するシールド材を評価する解析事例です。ここでは2つの波長を同時に遮断することができるFSS(周波数選択性表面)のモデルを作成して解析します。
M2M/IoT向けの小型アンテナの解析事例です。
Mixed-mode Sパラメータ:差動の入出力ポートを持つ回路をシングルエンドの4ポート回路として測定し、測定されたSパラメータから差動回路の特性を表すパラメータを求めます。
TDR法(Time Domain Reflectometry)は、ケーブルやプリント基板などの測定対象物にパルス信号を送信し、その反射波をオシロスコープでとらえることによりインピーダンスを測定する方法です。
板金および基板上の差動線路から発生するコモンモードノイズをコモンモードフィルタによって抑止する様子を解析します。コモンモードフィルタは、Poyntingの回路シミュレータ連携機能を使用して、SPICEモデルでモデル化したものを電磁界解析に適用します。
基板上に実装されたセンサー回路に、平面電磁波を照射した場合におけるセンサー出力電圧への影響を解析します。オペアンプによる増幅回路は、Poyntingの回路シミュレータ連携機能を使用して、SPICEモデルでモデル化したものを電磁界解析に適用します。
全長数m程度の飛翔体全体をPoyntingによる電磁界解析で、精密なレーダ断面積を算出します。また、飛翔体に電波吸収材を装着した条件でのレーダ断面積の低減効果も評価します。
地中の埋設物を探索する地中レーダの解析です。災害時における生存者救出を想定して、媒質条件の異なる土・瓦礫が分布した生体探索用地中レーダを解析することもできます。
Poyntingの熱解析連携機能を使用して、電子レンジによる食品などの加熱対象物への伝熱現象を解析します。電磁界解析で算出した電界強度分布を熱源情報として熱解析で使用して温度分布を求めます。また、ここではマイクロ波の攪拌装置を想定して、時間的に熱源分布が変化する条件を考慮します。
導体球のレーダー反射断面積を解析します。広帯域のパルスを入射することで、Rayleigh散乱領域からMie散乱領域まで一度の解析で求めることができます。
誘電損失を考慮した2層型電波吸収体の反射係数を計算します。周期境界条件を用いた解析領域中に任意の角度の平面波を照射します。
2種類の人工磁気導体(AMC)を組み合わせ反射波の位相を制御することにより、垂直に入射した平面波が斜めに反射します。
大規模な解析では電磁界の分布を出力する場合、出力データ量が非常に大きくなることがあります。本機能を利用することにより、解析精度を保ったまま出力データ量を1/10以下に削減できます。
自動車の車体まわりにおける車載機器からのノイズの影響を解析します。ノイズ源から受信位置(ラジオ用アンテナ)へのSパラメータを出力し、受信ノイズの強い周波数、弱い周波数について車体まわりの電界の分布を比較します。
自動車モデルにガウシアンパルス波による平面波を照射し、広帯域の放射イミュニティを解析します。ノイズ受信位置(ラジオ用アンテナ)で強く受信された周波数における電界の分布も出力します。
屋内空間における電波伝搬解析です。事務所を想定した室内空間内の壁面に励振源を設定し、屋内の電界強度分布を解析します。
金属筐体を持つパワーエレクトロニクス機器と電源ケーブルからなる装置の解析事例です。
装置周辺の電磁場を電磁界シミュレーションによって解析しています。また、機器の遠方(10m)の電界の測定結果と解析結果を比較しています。
プリント回路基板のイミュニティ解析事例です。この事例では、外部から入射した平面電磁波によりプリント回路基板上で発生するノイズの挙動を解析しています。基板上に誘起する電圧スペクトルおよび近傍磁界分布の周波数依存性を示します。
自動車レーダ用ミリ波アンテナの解析事例です。この事例では、広い走査角度を有する自動車レーダ用ミリ波アンテナとして、右手系/左手系複合型線路(CRLH-TL)に基づく漏洩波アンテナを取り上げ、Sパラメーターと放射パターンの周波数依存性を解析しています。
磁界結合共振型の無線電力伝送アンテナ解析事例です。この事例では、磁界結合共振型の無線電力伝送を目的とした送受信アンテナ系の設計およびアンテナ特性解析を行い、Sパラメーターに対する受信アンテナ位置や外部環境の依存性を明らかにしています。
飛翔体モデルにレーダ波を想定した平面波を照射した条件での散乱断面積を解析した事例です。
波長オーダー以下の周期構造を使ったメタマテリアルモデルの、周波数によって反射波の位相が自在に変化する性質を解析します。
車体のCADデータをインポートし、現実の車体への電磁波イミュニティを解析した事例です。
車体の影響により電磁波の挙動が複雑に変化し、車内へ侵入する電磁波の挙動をアニメーションで示しています。異なる周波数の入射電磁波や車内に物体が存在するモデルも取り扱うことが可能です。
基板CADデータをインポートし、現実のプリント回路基板において誘起されるESDノイズの挙動を解析した事例です。
プリント回路基板のグランド-筐体接続方式の違いにより、誘起される電磁界が変化する様子をアニメーションで示します。
プリント回路基板の電源ノイズを解析した事例です。
送電線鉄塔への落雷における過渡電磁界の挙動を解析した事例です。
この事例では落雷により鉄塔と架空地線を流れる電流波形、鉄塔と電力線間の電圧波形、および送電線鉄塔付近の電界分布のアニメーションを出力しています。
旅客機、列車、客船の3次元CADデータおよび帰還雷撃電流データをインポートし、落雷による過渡電磁界の挙動を解析した事例です。
落雷により発生する構造物近傍の電界分布をアニメーションで示します。
携帯電話における静電気放電(ESD)対策を評価した解析事例です。
携帯電話の基板のグラウンドパターンにESD対策を適用する前後での、基板上の電流の分布、および、LSI配置部での電圧波形を比較します。
モバイルハンディモデルの静電気放電(ESD)解析事例です。
装置単体だけでなく電源アダプターを接続した状態でのESD現象の影響を評価します。同状態でも静電気ノイズの影響を基準以下にできるESD対策を検討し、対策前後の電圧波形と磁界分布を比較します。
4層プリント基板モデルのEMI解析によるノイズ対策評価の事例です。
4層プリント基板についてノイズ対策前と対策後の2モデルを解析して比較し、ノイズ対策の効果を評価します。
プリント回路基板モデルを用いた電界強度の並列計算の実施例です。
平面型電磁バンドギャップ(EBG)構造を有する電源グランドプレーンのノイズ特性解析事例です。
EBG構造内を伝搬する電磁ノイズの挙動を可視化し、伝送特性をSパラメーターにより評価しています。新バージョン3の新機能(損失性媒質)が使われています。
分割リングとワイヤからメタマテリアルをモデル化し、負の屈折率を持つプリズムの電磁界シミュレーションを行う事例です。
新バージョン3の新機能(数値波源)が使われています。
Poynting HCS連携(回路解析連携)オプションおよびPoynting/HCS IBIS変換オプションによる、 IBISモデルを使用した回路シミュレーター連携解析の事例です。
Mushroom型EBG接地面の反射特性解析の事例です。
自動車内の携帯電話の解析事例です。この例では、自動車内にある携帯電話を模擬したダイポールアンテナから発生する電磁波の挙動を計算し、評価しています。
静電気放電の解析事例です。ESD 現象の可視化、放電電流を求めることができ、規格の電流波形との比較を行っています。
高密度の配線間に生じるクロストークを高精度に解析する事例で、より高度な回路実装設計ができます。
携帯電話から発生する電磁波の、人体への影響を計算・評価する解析事例です。
複雑な形状のアンテナの解析事例です。
入力インピーダンス、放射パターンを計算し、実測値と比較する解析事例です。アンテナ周囲の電界分布をアニメーションで示します。
アレーアンテナの解析事例です。アンテナ上部の電界分布をアニメーションで示します。電界が回転し、円偏波を放射していることが確認できます。
複雑な形状のスパイラルインダクタの解析事例です。
VOXEL形式の3次元形状データで構成されている多層球モデルの解析事例です。
ECAD-LINKを用いたプリント回路基板の解析事例です。
Poynting とMCAD-LINKを用いたノートPCの解析事例です。
ホーンアンテナの解析事例です。
導波管(Magic Tee)の解析事例です。
モスアイ型反射防止コーティングを用いた太陽電池の解析事例です。この事例では、シリコン基板の表面にモスアイ構造を付加した太陽電池の反射特性を解析しています。モスアイ構造の解析結果を平面基板の解析結果と比較しています。
ナノ金粒子の局在表面プラズモンを用いたシリコン太陽電池の解析事例です。この事例では、金やシリコンの分散特性を考慮して太陽電池をモデル化しています。ナノ金粒子の局在表面プラズモンによりシリコン基板内に散乱される電磁界の挙動を解析しています。
シリコンナノワイヤアレイを用いた太陽電池の解析事例です。この事例では、平面電磁波に対するシリコンナノワイヤの吸収特性を解析しています。吸収特性の計算結果を文献値と比較しています。
CMOSイメージセンサーの解析事例です。この事例では、カラーフィルターやシリコンなどの媒質特性を考慮して、CMOSイメージセンサーをモデル化し、デバイス内部の光のクロストークを解析しています。
表面プラズモンが金属と誘電体の界面に閉じ込められて伝搬する現象を解析し、その挙動をアニメーションで示しています。界面に置かれた波源の励振方向に対する表面プラズモン発生の有無や、銀薄膜上に微細ギャップがある場合に光が放射される現象を再現しています。
負の屈折率によるスーパープリズムおよびスーパーレンズ効果の解析事例です。フォトニック結晶、および左手系媒質の2つの方法によってそれぞれ実現します。
周期境界条件の解析領域中で、均一な平面波を任意の角度で斜めに入射させた条件を解析します。
フォトニック結晶の透過特性解析の事例です。
光ファイバープローブモデルの熱解析の事例です。
光プローブや光ファイバーなどの光学デバイスを解析する事例です。
散乱界を算出し、散乱断面積を計算する事例です。
フォトニック結晶を用いた光導波路の解析事例です。
シリコン基板の表面に金をコーティングし、さらに金の半球を円弧状に配したプラズモン集光器の解析事例です。
光学薄膜の計算で良く用いられる「特性マトリックス法」では不可能な光学薄膜の解析事例です。光の振る舞いを可視化できます。
フォトニック結晶を用いた方向性結合器を解析できます。
VOXEL形式の3次元形状データを取り込み、解析できます。
屈折率に周期的な分布を持つ回折格子の解析事例です。
突起パターンを持つ薄膜の熱解析事例です。