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Fujitsu

Japan

Poynting for Microwave 解析事例
TDR法による特性インピーダンスの評価

TDR法(Time Domain Reflectometry)

TDR法(Time Domain Reflectometry)は、ケーブルやプリント基板などの測定対象物にパルス信号を送信し、その反射波をオシロスコープでとらえることによりインピーダンスを測定する方法です。

TDR法の原理

高速パルス信号を試料に与え、その反射電圧を測定することにより試料のインピーダンスを測定します。入射波は、インピーダンス不整合部分で反射します。その反射係数ρは、

ρ=反射電圧/入力電圧

ZL:試料のインピーダンス、Z0:既知のインピーダンス

であるため、試料のインピーダンスは、

ZL=Z0*(1+ρ)/(1-ρ)

で表せます。

解析モデル

3層プリント回路基板上の線路モデル

層数 3(1,3層:信号層、2層:GND層)
基板の寸法 150 x 30 x 2 [mm]、比誘電率:4.7 
励振波 台形波(立上り時間:20[ps]のステップ関数)
モデル概観
入力電圧(ステップ関数)

解析結果

電圧波形

電圧波形

インピーダンス

インピーダンス

 

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