背景

日産自動車株式会社は、標準化/サービス化を推し進め、プライベートクラウドという形で共通基盤化し、 サービスメニューを社内・関係会社へ提供してきました。今回、一部の世代を支える機器やOSがEOLを迎えたことと、パブリッククラウド移行 という会社方針により、共通基盤をAWSへ刷新する必要がありました。

ポイント①

サービスメニューの移行

プライベートクラウドで提供していたサービスメニューを極力そのまま、AWS上で提供するように移行を行いました。 また共通基盤の運用項目については、ITILベースのオンプレミス運用から、AWSにおける変化点を踏まえた運用設計へ見直しを行いました。

ポイント②

運用ツールの移行

従来のプライベートクラウドでは、サードパーティ製ミドルウェアを使用し運用機能を組み立てていました。 AWS化に伴い、極力AWSのManagedサービスを使った方式へ移行しました。 その結果、全体的なコスト削減や柔軟性のあるシステムを実現しました。

ポイント③

AWS Landing Zone を使用する事で、Globalで統一された、セキュアなマルチアカウント環境を構築しました。 AWSアカウントを分けることにより、異なるプラットフォームサービスとの共存を実現。今後のさらなるAWS集約(移行)、活用を加速させます。

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