背景

明治安田生命保険相互会社様(以下、明治安田生命)では、近年の日本の金融機関のクラウド利用動向を踏まえ、パブリッククラウドの中長期的な活用の可能性について検討・考察を進めていました。
その一環として、分析用AIシステムをパブリッククラウド上に構築、単純なIaaSプラットフォームとして利用するだけではなく、クラウド利用による運用面・コスト面でのメリットを実際に検証することにしました。その基盤にはAmazon Web Service(以下、AWS)を選定しました。

オンプレミス環境の拡張とデータの連携

明治安田生命のオンプレミス環境とAWSとの間は、データの連携があることを考慮してセキュアな接続を実現するためにインターネット経由ではなく、DirectConnect(専用線接続サービス)を使用しました。

クラウド特有の運用の実現

運用面では、本番環境の運用は全てAWSのサービス(※)のみで実現可能であることを確認しました。 また、コスト面でも、いくつかの運用を自動化することでの削減効果が確認できました。
※バックアップ取得の自動化、サーバ起動停止の自動化、ログ管理、アラート通知、リソース監視、サービス監視等をLambda,CloudWatch Event,SNS,S3,KMS,IAM等を利用してクラウド基盤ならではの運用を実現させました。

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