豊かで便利なカーライフを支えるポータルサービスの刷新

概要

ダイハツ工業様は、デジタル技術の活用により社会課題を解決し、お客様の豊かな生活と従業員の幸せを追求することをDXビジョンとして掲げています。
デジタル技術活用の一環として、より豊かで便利なユーザー様の生活・カーライフのサポートを目的としたポータルサービス（以下「ダイハツポート」）の刷新に取り組まれました。
ダイハツポートの刷新にあたり、持続可能なシステムインフラの構築及び運用最適化を推進するためAWSをご導入いただき、セキュアで拡張性が高いシステム基盤を実現しました。

お客様の課題

ダイハツポート会員様への更なるサービス品質向上を実現する上で、既存システム基盤の老朽化対策、自動車サイバーセキュリティ法規対応、将来的な新型車両情報取得の機能追加が必要でした。
システムの刷新に当たり、余剰リソースを持たないこと、製品ラインナップ拡充に合わせた将来的な機能追加、セキュリティの法規対応が課題でした。

効果

1.事業継続性の向上

WEB、APサーバをマルチAZに配置しALBによる負荷分散を行い、データベースもマルチAZ配備のAmazon RDSを採用することで、一部のAZにインフラ障害が起きてもシステムの継続運用を可能としたことで可用性を実現。

2.システム運用監視のコスト最適化と品質改善

システム全体の死活監視、リソース監視、ログ監視などを自動化・省力化するため、CloudWatchと弊社のシェアード型運用サービスを連携させることで、高品質・低コストなリアルタイムの運用監視を実現。

3.セキュリティの強化

自動車サイバーセキュリティ法規の適合を考慮したセキュリティ対策を行うため、以下AWSサービスの活用によりセキュアで堅牢なシステムを実現。

• DDoS攻撃やゼロデイ攻撃など外部攻撃からの保護にはAWS Shieldを活用
• 不正操作など悪意のあるアクティビティを検知・記録するためGuardDutyとCloudTrailを活用

富士通選定理由

弊社の以下の実績をご評価いただきました。

• 弊社が積み重ねてきたAWSの豊富な知識と経験を活かした多数のインフラ構築の実績
• 弊社シェアード型インフラ運用サービス活用によるAWSの運用実績
• 弊社が実施させていただいたダイハツポートと連携している主要システムの構築・運用実績