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  7. 学校法人学習院 学習院大学 様

researchmapを活用し大学のサイトで研究業績を公開
教員の負荷軽減、SaaS利用でコストの大幅削減を実現

学習院大学様の写真

学校法人学習院 学習院大学 様 導入事例


第一線で活躍する教授陣を擁する学習院大学様。同大学は研究業績の情報公開において教員の負荷軽減と精度向上の両立を図るべく、富士通の「Ufinity研究者業績サービス」を導入しました。国内最大級の研究者情報データベースresearchmap注1を利用し、同大学のサイトで研究業績を公開。既存システムの課題だった入力の煩雑さやresearchmapとの二重登録を解決することで、教員の負荷を軽減するとともに、情報の一元化により事務業務の大幅な効率化を実現しています。またSaaS型サービスのため大学独自の研究者業績データベースの構築や運用を不要とし、導入コスト・運用コストの大幅な削減を図っています。

[ 2017年1月31日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 文教
ソリューション: Ufinity研究者業績サービス
【課題と効果】
1 researchmapと既存研究者業績システムへの二重登録を解消したい 国内最大級の研究者情報データベースresearchmapに研究者が登録することで、同大学の研究者業績サイトでの情報公開を実現。二重登録を解消することで教員の労力を解消するとともに、情報の一元化により事務業務の効率化を実現
2 研究業績の情報公開における教員の負荷を軽減したい 各種データベースから必要な情報をresearchmapにインポートし研究者業績リストを作成。多くの項目に入力する労力を解消し、教員の負荷を大幅に軽減
3 研究者業績システムの導入コスト・運用コストの削減を図りたい SaaS型サービスのため大学独自の研究者業績データベースの構築や運用を不要とし、導入コスト・運用コストの大幅な削減を実現

注1: researchmap
国立情報学研究所が開発し、国立研究開発法人科学技術振興機構が運営する、日本の研究者総覧として国内最大級の研究者情報のデータベース。

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導入の背景

研究成果の社会還元では
情報公開がベースに

1847年、幕末の京都に設けられた公家の教育機関をルーツとする学習院大学様。1877年開業の学習院を母体に1949年に開設した同大学には、1973年から掲げた学習院の教育目標「ひろい視野、たくましい創造力、ゆたかな感受性」がいまも息づいています。自然豊かな目白の杜のキャンパスでは法学部、経済学部、文学部、理学部、国際社会科学部の5学部17学科、大学院7研究科が集い、9,089人注2の学生が学んでいます。学生の個性を尊重するため約7割の授業が1クラス40名以下の少人数制となっており、ハイレベルできめ細やかな授業が行われています。

学習院大学 副学長 理学部 物理学科 教授・工学博士 荒川 一郎氏の写真

荒川 一郎
学習院大学
副学長
理学部 物理学科 教授・工学博士

最先端の研究活動とその成果が教育に反映されることが大学における教育の特徴です。同大学の1,107人注3の教員は各分野の第一線で活躍しており、多くの著名論文や受賞経験を持っています。同大学の研究活動のさらなる活性化・高度化を目指し、研究環境の整備を行っているのが研究支援センターです。同センターの業務内容について副学長 理学部 物理学科 教授 荒川一郎氏は次のように話します。

「研究支援センターは、科学研究費補助金に代表される競争的資金をはじめとし、省庁・財団の補助金や助成金、企業との共同研究など外部資金の情報を収集し、その獲得を目指し、獲得した研究費の適正管理を行うとともに、応募から研究終了までの各種手続をはじめ研究体制を総合的に支援します。特許などの知的財産戦略の推進や、論文盗用などの研究活動における不正行為防止のために研究倫理教育も推進しています。また学内の研究支援だけでなく、研究成果を広く社会に還元していく役割も担っています。研究成果の社会還元でベースとなるのが研究業績の情報公開です」。

注2: 2016年4月時点(学部・大学院含む在籍する学生人数総数)

注3: 2016年4月時点(非常勤講師等含む在籍する教員数総数)

導入の経緯

researchmapと既存システムへの
二重登録の解消が課題

学習院大学 計算機センター 教授・博士(工学) 久保山 哲二の写真

久保山 哲二
学習院大学
計算機センター
教授・博士(工学)

近年、研究業績の情報公開が大学基準協会の認証項目に設定されるなど情報公開の重要性が高まっています。同大学は、教員個人の手に委ねていた研究業績の情報公開に関して大学主導で推進するべく、2013年に他社製の研究者業績システムを導入しました。しかし、既存システムは利便性に課題があり普及に至りませんでした。

「既存システムでの研究業績データの入力は、とても手間のかかる作業でした。教員は研究費の申請など様々な場面で研究業績の入力を求められます。常に研究業績のリストを更新しておくのはとても大変です。更新しやすく、なおかつ標準となる研究者業績のデータベースがあれば非常に便利です」と計算機センター 教授 久保山哲二氏は話します。

研究業績の情報公開では、国内最大級の研究者情報のデータベースresearchmapの存在は大きなものがあります。従来、久保山氏をはじめ同大学の複数の教員はresearchmapに登録していたため、researchmapと既存システムの両方に二重登録しており、労力を費やされることに加えて情報の一元化の面で大きな課題がありました。

「researchmapを活用することで、公開されている各種研究データベースから論文や著書、講演、研究キーワード、分野などの情報をインポートして自身の研究業績リストを作成できます。数十、数百に及ぶ項目を手入力する必要がないため非常に効率的です。researchmapで研究成果を管理すれば、科学研究費など各種補助金の書類や評価データの提出のフォーマットづくりも簡単です。利便性の高いresearchmapと、既存システムを併用するメリットが全くありませんでした」(久保山氏)。

当初、研究業績の情報公開はresearchmapを利用すれば十分ではないかと久保山氏は考えていたと話します。「ただ、researchmapだけでは大学に在籍している研究者の一覧という観点ではきちんと管理できません。他大学へ異動してしまってもresearchmapに登録してある情報がそのまま残っているといったケースもあります。researchmapの登録は研究者個々に委ねられている点が多いためです。学習院大学の教員とその業績を一覧として提示するための看板は必要です」(久保山氏)。

導入のポイント

researchmapのメリットを活かし
大学独自の研究者業績サイトを構築

学習院大学 学長室研究支援センター 山木 拓也氏の写真

山木 拓也
学習院大学
学長室研究支援センター

同大学は複数の研究者業績システムの検討を重ねた結果、標準化や教員の使いやすさ、コスト削減などの観点から富士通のUfinity研究者業績サービスを採用しました。

「Ufinity研究者業績サービスは、researchmapに登録されている研究者の業績情報を活用し、大学ごとの研究者の研究業績の情報公開を実現しますので、教員は情報公開のために別のシステムに登録する必要はなくresearchmapに登録するだけで済みます。そのため、今まで課題であった二重登録を解消でき、教員の負荷を大幅に軽減できる点を高く評価しました」と学長室研究支援センター 課長 鈴木敏夫氏は話します。

久保山氏も教員の立場から「国内の研究者情報のデータベースとして標準となりつつあるresearchmapのメリットを最大限に活かしながら、大学独自の研究者ポータルとしての見せ方ができるという点でベストの選択だったと考えています」と付け加えます。

Ufinity研究者業績サービスは、既存システムのようにオンプレミスではなく、国内最高水準の富士通データセンターで運用する安心・安全なSaaS型サービスであることも採用のポイントとなりました。「ハードウェアの導入や大学独自の研究者業績データベースの構築が不要なため、初期費用を抑えてすぐに利用できます。研究業績の情報公開が目的ですから、セキュリティ面を考慮しオンプレミスにこだわるメリットはありません」と学長室研究支援センター 山木拓也氏は話します。

学校法人学習院 学習院大学様のシステム概要図です

導入の効果と将来の展望

管理業務の効率化が図れ
SaaS利用でコストも大幅に削減

学習院大学 学長室研究支援センター 課長 鈴木 敏夫氏の写真

鈴木 敏夫
学習院大学
学長室研究支援センター
課長

同大学は2015年12月にUfinity研究者業績サービスの採用を決定し、2016年4月からサービスの利用を開始しています。「新しく着任された教員の方々に対しては研究業績の登録を依頼していますが、researchmapに登録済みであればそのままresearchmapのデータを活用できますので、二重登録を解消できたメリットは教員だけでなく事務業務の面でも大きいです。『researchmapに登録してください』とシンプルに運用できることに加え、情報の一元化により管理業務の効率化も図れます」(鈴木氏)。

コストパフォーマンスの面でも大きな効果がありました。「既存システムも他のシステムとサーバを共有することで運用コストを抑制していたのですが、バージョンアップや将来的な専用サーバの導入など総合的に考慮すると、Ufinity研究者業績サービスを利用することでトータルコストの大幅な削減につながりました」(山木氏)。

今後の課題について「いかに更新頻度を高めていくかが重要なテーマとなります。更新する際のハードルを下げるため、普段使っている大学のアカウントでresearchmapへの登録ができるように学術認証フェデレーション(学認:GakuNin)の利用も検討中です」と久保山氏は話します。

今後の展望について荒川氏は次のように話します。「私もUfinity研究者業績サービスを利用していますが、非常に使いやすいです。今後、研究業績の情報公開をベースに産学連携や企業との共同研究の促進に力を入れていきたいと考えています。大学IRなど全学的な情報活用の観点からも研究業績データの標準化を図っておくことは大切です。また社会還元のために一般の人にも研究活動をわかりやすく紹介する工夫も必要です。富士通さんには安定稼働はもとより本学の視点に立ち、研究支援の様々な課題を解決する提案も期待しています」。

富士通は、Ufinity研究者業績サービスの提供を通じ、各大学の考え方やニーズに合わせた研究者業績サイトの構築を実現し、大学における研究業績の社会還元や共同研究の拡大、ブランドイメージの向上に貢献します。

【学校法人学習院 学習院大学 概要】
所在地 〒171-8588 東京都豊島区目白1-5-1
代表者 学習院大学長 井上 寿一
開設 1949年(学習院大学開設)
設置者 学校法人学習院
教員数 1,107人
※2016年4月時点(非常勤講師等含む在籍する教員数総数)
学生数 9,089人
※2016年4月時点(学部・大学院含む在籍する学生人数総数)
学部・大学院 法学部、経済学部、文学部、理学部、国際社会科学部の5学部17学科。法学研究科、政治学研究科、経済学研究科、経営学研究科、人文科学研究科、自然科学研究科、法務研究科(法科大学院)の大学院7研究科
学校法人学習院 学習院大学様のロゴマーク
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