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  6. 長時間使用カートリッジテープについて- 第3章: カートリッジテープの取扱いについて

長時間使用カートリッジテープについて
第3章: カートリッジテープの取扱いについて

カートリッジテープの性能と信頼度を確保するためには、その取扱いに十分な注意が必要です。その主な注意事項を以下に説明します。

3.1: 使用上の注意

注意

装置損傷・データ破壊・媒体損傷
  • 計算機室の環境条件と異なる環境のもとに置かれたカートリッジテープを使用する場合、24時間を限度として、外部保管と同じ時間、計算機室の環境に馴染ませてください。
    特に結露したカートリッジテープはデータエラーを発生するばかりではなく、装置の障害を引き起こすことがあるので十分注意してください。
  • カートリッジテープを塵、ホコリの多い環境、装置の排気口など温度の高い場所に放置しないでください。
  • カートリッジテープを積み重ねるときは6巻以内にしてください。万一、カートリッジテープを落下させたときは(1m程度)担当CEと相談のうえ、修復後1回に限りデータを他のカートリッジテープへコピーした後、落下させたカートリッジテープは廃却してください。
  • カートリッジテープに衝撃を与えないでください。テープの巻きに段差が生じ、テープエッジを損傷することがあります。
  • リーダブロックを外したり、テープを引き出したりしないでください。テープに触れることは絶対に止めてください。また、リールロック部を外すと内部のテープのエッジを損傷し、切断することがあります。
  • カートリッジテープを大きな磁界(電動機、トランスなどの近く)にさらさないでください。
    データを損なうだけでなく、未記録カートリッジテープでも残留磁界により記録品質を低下させることがあります。ただし、データの機密保持の目的で専用の機器によってデータを消去することは問題ありません。

3.2: ラベル貼り付け上の注意

注意

装置損傷
  • カートリッジテープに貼り付けるラベルは、接着性のよい良質のラベルを使用してください。
    ラベルが剥がれたままロードすると装置の障害を誘発することがあります。
    詳細は、第5章を参照してください。
  • 当社ラベルは強粘着(永久接着型)を使用しています。粘着剤は時間の経過とともに硬化するので、ラベル貼替えの際には、先に貼ってあるラベルを剥がさず上から重ね合わせて貼り付けてください。
    ラベルの重ね貼りの許容枚数は3枚です。それ以上になる場合は、2枚目以降のラベルを剥がし、その上から重ね合わせて貼り付けてください。

3.3: カートリッジテープからリーダブロックが外れた場合

テープは使用中にリーダブロックの接続部から外れる場合があります。この場合は、リーダブロックアセンブラ(リーダブロック接続治具)を使用して修復後、再使用することができます。

ただし、テープの修復はテープ長により、再使用できない場合があるので、下記注意事項を厳守してください。

未記録テープの修復
CT-210/CT-210E: テープの先端から1m以下であれば再使用できる。
CT-2110J: テープの先端から50cm以下であれば再使用できる。
記録済みテープの修復
CT-210/CT-210E: テープの先端から15cm以下であれば再使用できる。
CT-2110J: テープの先端から50cm以下であれば再使用できる。

3.4: 保管上の注意

  1. カートリッジテープを保管するときの環境は以下のとおりです。また、最高温度、最高湿度条件下での数か月以上の長期保管は避けてください。
    -温度: 5-32℃(22-24℃)
    -湿度: 5-80%RH (50-55℃) *( )内は推奨条件
    -最大湿球温度: 27℃
  2. リール面が垂直になるように保管してください。また、積み重ねたまま保管するとカートリッジが変形することがあるので、必ず正規の保管棚を利用してください。
  3. カートリッジテープを磁界の大きい所(40エルステッド以上: 例えば電動機・トランス・電力ケーブルの近くなど)、直射日光の当たる場所などに保管しないでください。
  4. 特に重要な記録済みカートリッジテープを長時間使用しないで保存する場合は、前記推奨条件に近い環境下で保管するようにしてください。

3.5: 輸送上の注意

  1. カートリッジテープを輸送するときは、振動によってカートリッジテープ同士がぶつからないよう、重ね合わせて固定し、適当な緩衝材と共にリール面が垂直になる方向で厳重に梱包してください。
  2. カートリッジテープを輸送するときの環境条件は以下のとおりです。ただし、10日以内が限度です。特に夏場など極端に温度の高い環境では、カートリッジが変形することがあるので、放置しないでください。

表3.1 環境条件

項目 環境条件
記録済みカートリッジテープ 未記録カートリッジテープ
温度 5℃-37℃ -23℃-48℃
湿度 5%-80%RH 5%-100%RH
最大湿球温度 27℃ 27℃

3.6: その他の注意

  1. テープの磁性体には、二酸化クロムを使用している物もあります。廃棄するときは産業廃棄物として処分してください。特に焼却はしないでください。(焼却すると、有毒ガスが発生します)
  2. カートリッジテープを装置にマウントするときは、リーダブロックがカートリッジ内に完全に収納されていることを確認してください。

3.7: カートリッジテープの交換時期について

カートリッジテープは消耗品であり、経年による磁性材料の化学的劣化および機械的磨耗などにより、寿命となります。システムの信頼度を維持するため、定期的に交換することを推奨します。
テープ寿命は、装置のテープ走行時に受けるストレスや保管環境下での磁性層の化学的劣化(経年劣化)で決定されます。化学的劣化とはテープ磁性体内に含まれているバインダ(磁性粉の固体剤)が空気中の水分と反応して加水分解し、バインダとしての機能が劣化することを言います。この場合テープ表面層に粘着性の汚れが発生します。
この化学的劣化は、テープの寿命を決定付ける主要素であり、保管環境の温湿度に大きく影響されます。特に高温・高湿の場合は、劣化の進行が早くなります。
当社の苛酷環境テスト結果より、節3.4 に示す推奨環境条件下で保管だけを前提とした場合には、テープ寿命は約8から10年程度と想定しています。しかしながら、実際の運用において使用環境・使用回数・保管環境などを考慮すると、安全にデータ保存するためには、目安として5年程度(購入年月から)で新しい媒体に交換することを推奨します。

購入年月が不明な場合は、「カートリッジテープの製造年月の見分け方」 (158 KB)をご覧ください。

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