UNIXサーバ SPARC T3-2 特長・機能
仮想化機能を備え、システム統合に最適な高スループットサーバ
SPARC T3プロセッサと最新技術の採用により、高スループットを実現したコンパクトサーバです。効率性、管理性、俊敏性の向上を実現する仮想化機能を提供し、急速に変わるビジネス環境に柔軟に対応できます。
プロセッサ
マルチコア・マルチスレッドに対応したSPARC T3プロセッサを採用
- プロセッサあたり最大16コア、最大128スレッドを実現し、高いスループットを提供
- コアごとに浮動小数点演算ユニット(FPU)を搭載
- 1次キャッシュメモリはパリティ、2次キャッシュメモリはECCによりデータを保護
- プロセッサあたり最大147Wの低消費電力を実現
[この特長を実現する機能]
T3の高速化技術, I/Oインターフェースの内蔵
低負荷・高多重なアプリケーションで高スループットを実現
- PCI Express 2.0、10Gbit Ethernet、FCoE等、最新技術を採用
- DDR3メモリを採用
- 高さ3Uの省スペースで最大256スレッド実行可能
[この特長を実現する機能]
10Gbit Ethernet, FCoE
業務継続性
エラー検出機構・冗長構成・サービスプロセッサ等による高い信頼性
- メモリパトロール機能により、メモリエラーを未然に発見
- パリティ、ECCによりデータを保護
- ディスク、電源、ファン等のキーコンポーネントは冗長構成・活性交換が可能
- サービスプロセッサ(ILOM)により、Webブラウザから本体装置の監視・制御が可能
- 高信頼基盤ソフトウェア「PRIMECLUSTER」により、サーバ、ストレージ、ネットワークの冗長化が可能
[この特長を実現する機能]
メモリのデータ保護, 冗長構成, 活性交換・増設, 縮退機能, 二系統受電, ILOM, PRIMECLUSTER
仮想化
運用コストを削減するパーティショニング機能や管理ソフトを提供
- OS空間を仮想的に分割可能なソフトウェアパーティショニング(Solarisコンテナ)に対応
- 1台のプラットフォームを複数の仮想ハードウェア環境に分割可能なOracle VM Server for SPARC(旧称:Logical Domains)に対応
- ファイバーチャネル経由で接続されたディスクアレイ装置からOSを起動する「SAN Boot」をサポート
[この特長を実現する機能]
Solarisコンテナ, Oracle VM Server for SPARC, SAN Boot
投資保護
基幹システムとして世界中で採用されているSPARC/Solarisサーバ
- 業界標準のUNIX System V Release4をベースとしたシェアNo.1 UNIX OS「Solaris」を採用
- 旧Solarisバージョンとのバイナリ互換を確保し、お客様の投資を保護
- オープンなSPARC V9アーキテクチャーに基づいて開発したSPARCプロセッサを搭載
- 環境への負荷が少なく、地球に優しいエコサーバ
- 世界に流通する豊富なISV/IHV製品を利用可能
[この特長を実現する機能]
Solaris OS, SPARC, 環境への対応, ISV/IHV製品
サポート・サービス
富士通ならではの充実、かつ きめ細やかなサポート
- お客様のビジネスに最適なシステム構築を支援する検証施設「富士通トラステッド・クラウド・スクエア」
- お客様のご要望に合わせて工場で設定するサービスメニュー「カスタムメイドプラス」
- ハードウェア/ソフトウェアをワンストップでサポートする、運用・保守サービス「SupportDesk」
- 富士通サポートセンターの専門スタッフが稼働状況を常時監視する「リモート通報機能」(注1)
[この特長を実現する機能]
富士通トラステッド・クラウド・スクエア, カスタムメイドプラス, SupportDesk, リモート通報
注1:リモート通報機能は運用・保守サービス「SupportDesk Standard(サーバ関連)」に含まれております。
さらに詳しい技術情報はこちらから
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