SPARC EnterpriseがSPECjbb2005® Single JVM環境で世界最高性能を達成

2008年12月2日

最新プロセッサ「SPARC64™ VII」を搭載したSPARC Enterprise M9000 は、Javaアプリケーションのベンチマーク指標であるSPECjbb2005において「毎秒175万7,035回（JVM数：1）」の処理を記録し、Single JVM環境で世界最高性能を達成しました。従来機種であるPRIMEPOWER 2500の2倍以上、Sun Fire E25Kの1.5倍という圧倒的なパフォーマンスを実証しています。

SPECjbb2005は、卸売業の実際の業務である受注・配送・入出金処理・在庫管理・顧客情報管理などの処理をシミュレーションするため、その結果は実際の業務に即した処理性能の指針として活用できます。
また、SPARC Enterprise M9000は、販売管理アプリケーションの性能を測定する2階層SAP SD(Sales and Distribution)ベンチマークでも世界No.1の性能を達成しています。
これらのベンチマークテストの結果は、幅広い業務やアプリケーションでSPARC Enterpriseが最高のパフォーマンスを発揮することを証明しています。

今回のベンチマークテストは、SPARC64 VIIを64CPU/256コア、メモリを1824GB搭載した大規模システム構成で実施しており、SPARC EnterpriseがCPUやメモリの増加に応じた性能向上を実現できることを示しています。

高いスケーラビリティとそれを十分にいかした高性能により、SPARC Enterpriseはお客様のビジネスを強力に支援してまいります。

SPECjbb2005 ベンチマーク結果

測定マシン	測定結果	測定環境
SPARC Enterprise M9000	1,757,035 SPECjbb2005 bops 1,757,035 SPECjbb2005 bops/JVM	SPARC64 VII(2.52GHz)、 64CPU/256コア、 メモリ 1824GB、 Solaris10、JVM数：1
PRIMEPOWER 2500	811,607 SPECjbb2005 bops 811,607 SPECjbb2005 bops/JVM	SPARC64 V(2.08 GHz) 、 128CPU/128コア、 メモリ 512 GB、 Solaris 10、JVM数：1
Sun Fire E25K	1,149,100 SPECjbb2005 bops 1,149,100 SPECjbb2005 bops/JVM	UltraSPARC IV+ (1.8 GHz)、 72CPU/144コア、 メモリ 576 GB、 Solaris 10、JVM数：1

[SPECjbb2005 ベンチマークテストについて]
ベンチマークテストの詳細および最新情報は、The Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC)をご覧ください。

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[注記事項]

• 掲載内容は発行日時点のものです。