PRESS RELEASE

2012年10月4日
株式会社富士通エフサス

JA島根電算センター様のファシリティ改善コンサルを実施
「安全・安心」な情報処理センター運用を実現

株式会社富士通エフサスは、社団法人島根県農協電算センター(所在地:島根県松江市、理事長:萬代宣雄、以下JA島根電算センター)様に於けるシステムの安定稼働を目的としたファシリティ改善コンサルティングを実施しました。

本コンサルティングでは、事業継続性を考慮した情報処理センターを実現するため、サーバルーム内の運用環境やファシリティ環境の調査を実施し、顕在化している課題だけでなく潜在的な課題を見つけ出し、これらを解決するファシリティの改善プランを策定しています。

また、関連する電気設備等についても、富士通株式会社と協働し、安全・安心を主軸とした長期コンセプトの設定と、省エネおよびBC観点でのファシリティ診断を合わせて実施しています。

これにより、JA島根電算センター様は、長期的視点に立った事業継続への対応方針を整理され、順次対応を進められています。

昨今、国内企業における環境意識の高まりにより、ICT機器やサーバルームの省エネ化が求められています。また、東日本大震災以降、災害に強いサーバルームの構築が求められ、ファシリティ或いは建屋全体での総合的な対策が必要となってきています。

JA島根電算センター様では、JAグループ島根における情報システムの企画、開発、運用及び保守、また県内JAと他県JAおよび他金融機関を接続するネットワーク中継基地としての役割を担い、早くより情報セキュリティの強化に取り組まれております。この程、ICTシステムのリプレースに合わせ、震災を踏まえた事業継続性を考慮したサーバルームの構築を検討するため、富士通エフサスの「環境配慮型ファシリティコンサルティングサービス」を採用されました。

富士通エフサスは、以前よりICT分野におけるファシリティ改善工事を実施し(5年間の累計 約3,000件)、システムの安心・安定稼働とサーバルームの省エネ化を実現してまいりました。また、昨年5月には、このノウハウを活かし「エフサスグリーンファシリティソリューション」を提案開始しました。同ソリューションは、データセンターやサーバルーム、事務所、店舗のエネルギー利用状況の見える化、節電・省エネコンサルティング、それに伴う改善工事の実施から運用・保守まで一貫して実施できるのが特長です。

この程、JA島根電算センター様の事業継続性を考慮した「安全・安心」な情報処理センターの実現のため、同ソリューションのメニューの一つ「環境配慮型ファシリティコンサルティングサービス」を適用し、加えて、省エネに配慮し、電源・通信ケーブルの分離敷設やサーバルーム内の熱だまり(ホットスポット)対策、電算機器併設時のスペース利用などの課題について、システムの安定稼働の視点から具体的な対応施策を明示しました。

また、富士通株式会社は、富士通エフサスとともに「安全」「安心」を主軸とした20年先を見据えた長期コンセプトを設定するとともに、空調、電源、設置環境、事業継続、運用保守の観点でのファシリティ診断を実施することで今後のファシリティ改善の目標を明確にしています。

コンサル前のサーバラック付近の温度状況

  • サーバラック

富士通グループは、低炭素で豊かな社会の実現をめざして先進的な環境技術を開発するとともに、自社の事業活動における環境負荷低減はもちろん、お客様・社会の環境負荷低減に広く貢献していきます。

今後も、お客様の業種・業態を問わず、ICTシステムの設計・構築・運用・保守のLCM全体に渡り、環境に配慮した継続的な対応を実施することで、お客様と社会の発展に寄与します。

以上

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