新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は、国際社会が大きく揺れ動き、政治、経済ともに大きな変化があった年になりました。また米国が先行したデジタルビジネスの潮流は世界中に広がり、シェアリング・エコノミーが本格化するなど、ICTによるビジネスの革新が急務となっており、まさに「デジタル革命」が進展しています。一方で、「WannaCry」をはじめとしたサイバー攻撃が相次ぎ、企業において強固なセキュリティ対策は喫緊の課題です。

当社の使命は、富士通グループの中で最もお客様の現場に近い企業として、社会システムの安心・安全を支え、何より社会に貢献することです。今後はデジタル革命の時代に対応し、豊かで夢のある未来の創造に向け、快適で安心して活用出来るICTインフラの構築・運用、サービスの提供に努めてまいりたいと思っています。とりわけ本年は「セキュリティホームドクター」の育成に力を入れ、ICTセキュリティに関し、お客様にとって最も身近な相談相手を目指すとともに、今後さらにスキルを高め、より高度な対策を提案することで、「安心・安全」を提供してまいります。さらに、従来より取り組んでいる「働き方改革」では、長時間残業を抑止する「IDリンク・マネージャー」、場所や時間にとらわれず働ける「コミュニケーション基盤LCM サービス」、ワークプレイスを変革する「まるごとイノベーション」などを中心に、自社実践をベースに、「TIME」「STYLE」「PLACE」「HEALTH」の4つの観点から、さらなる強化を進めてまいります。

当社は、全国に約850拠点、約8,000人の高スキルのオンサイト技術者を擁しており、業界随一の「現場力」を有していると考えます。この「現場力」を活かし、富士通グループの一員として「Digital Co-creation」を推進することで、お客様とともにデジタル革命に果敢に挑み、お客様や社会の成長・発展に貢献してまいる所存です。

本年もよろしくお願い申し上げます。